当日会場に会長から少し遅れるとの連絡・・・既に集まったメンバーは「今日は外が混んでいるから、仕方ないよね!」と雑談をしながら、半時間ほど会長のお越しを待っていました。
「あれよ〜遅くなったね、こんばんわ!」と挨拶をしながらお見えになった東会長は、調子がすぐれないのか顔色が悪く見えました。畳の部屋では直ぐに横になる態勢をとられ、体を曲げながら今日の出来事を語って下さいました。 |
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「さっき○○○から来たのですが、今・・・涙が止まらず、胸と横腹が苦しいのです。多分、今日お祓いを受けた○○○の人が今生を去られるのではないかと感じています。Tさんの姪御ちゃんの時もそうだったのですが、今生を去る相手の想い(魂)が私に重なって来たらよく起こることなのですよ。苦しみ多き現世から解かれて逝く時の置き土産かな〜、もうしばらくすると大丈夫になりますから。
私は自分自身で治せるのですが、ただ自分にお祓いすることはやり難いものなのですよ。こんな時は『CHANCE』の本が有れば良いのだが・・・誰か持ってきてない?」と言われ、Nが「はい、ここに有ります!」と会長に手渡しました。
「この本はこんな使い方もあるのですよ!」と右手を表紙に当てたり、頭を付けたりしながら「私の本には、お祓いの効果に似た働きがあるのです。皆さんも少し調子が悪いと感じたら、この本に触れて下さい、きっと回復にむかいますよ!」と教えて下さいました。
今月も新書『CHANCE』を題材に『祇園居酒屋で笑いの声 諸行無常の響きあり・・・一夜の夢のごとし』と京都自然会メンバーの【今日・このごろ】が語られていきました。
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| M氏「私自身の最近の出来事では、特に何も変化はありません!家庭も会社も平穏に進んでいます。そんな毎日だと・・・あほ(バカ)なんでしょうね!少しは刺激も欲しいと願うようで、毎日が有り難いと想いながら平凡の幸せに気付くことが出来ない【今日・このごろ】です。」との話しに対し、会長から今回は特に厳しい返答が下された。 |
「おまんは、日向ぼっこしている爺様にでもなったのか!そんな時は危険信号が出ているのだよ。
自分だけには何事もないから平和だと思うのは、他人や自分以外の世界を正しく見ていない証拠だ。今の乱れた世の中(他人)に何か自分に出来ることをしなくちゃいけない・・・と想うことの大切さが抜けているのだよ」との諭しに、一同は頷くばかりでした。
Mさんは会長から「『CHANCE』の本をぱっと開いて読んでみなさい、そこに今日の君の答えがあるよ」との言葉から、開いた174ページ【77番・反省の強さと愛の深さが奇跡を】を読み出しました。すらすらと読む途中「休憩し乍」と「呻き捲」と漢字に詰まると(隣のNに尋ねるが、答えに自信がない)、会長から「老眼かい? 『ながら』と『うめきまく』と読むのだよ!中身を伝えるには、ひらがなではダメな場合があるからね。」と会長の本に難しい漢字が多いことの理由を話された。
(Nの独り言「でも・・・最近は難しい漢字を見るだけで『本』を敬遠する人が増えています。常用漢字以外は何回もルビを打ってあると、若者も手に取って買ってくれるのに・・・」と想う【今日・このごろ】)
【顕微鏡の進歩】
京都自然会が出来て何年になるのでしょうか? なかなか『自我』の渦から脱却できない者が多いようです。物事を大局的には見られず、自分中心に考えています。他人より勝った自分を優越し、高所から見下ろしてはいないでしょうか? やっとある者達はそんな自分に気付くことが出来初めています、積み重ねることで進歩があるのです。毎月一回バカ話に花を咲かせることで、原点に戻りながら自分の位置を確認することが大切なのです。(会長)
【Tさんのお礼】
こんばんは・・・「先月からの出来事は、みなさん既にご存知だとおもいます。その節はいろいろありがとうございました。私の姪は18日に会長のお祓いをうけ、22日に旅立っていきました。23年の人生は短くはありましたが、本人も弟夫婦もよく頑張ったと想っています。今後はもう一人の子どもを、しつかり看ていくといっております。ご報告とお礼まで」
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