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●東京月例会報告レポート


                     心の掛け橋

                                  平成21年6月7日  目次に戻る

  6月の例会は以前にもこの報告に登場して下さった、美味しくて、とっても楽しいご夫妻が切り盛りする"名物おそば屋さん"で行われました。
  まずは先月、奥様、娘さんたちと参加されたパパが「先月家の子供たちがパパのバッシングばかりで。でも○○家で生まれて良かった、たったその一言ですよね」と口火を切られ、会長はそれに答えて「素的な家庭だったよね。ダメなのは親父だけでな(笑)でも嫁女が言っていた。あれからパパが変わったって」
  今回もパパシリーズという訳ではありませんが、今回久々に母娘で参加された未だ若き娘さんがお父様について、こんな風に語って下さいました。

 「父は黙っているのが偉い、黙って我慢してやってるみたいな感じを受けるんです。宗教とまでいかなくても思想の本とか読んで得た知識をやたら話したがる。こういうのがあるんだ、読んでみないか、とか言われて一時期、妹も全然話さなかったし、相手にしなかった時期があったんで、可哀相な気がして喋ったり話を聞いたりしてた。そしたら興味あるみたいに思われたみたいで、読んでみたらどうかって。
  パワーの出るとかいうシールをどっかの会へ行って貰ってきて家に貼ったりするんですよ。これはいいもんだからとか言ってるのを聞くと、なにも言えなくなる。家の為にしてるとか。家のことをするにもあまり相談しないで、バーッとやっちゃうことが多い。(文句を)言ったりしたこともあったけど、言っても…もう言うの面倒臭くなる。言ったらもっと気分悪くなるから言わない。

  小さいころから思いやりのある人になりなさいって言われてきたけど、思いやりのあるってどういうことなのかなって。小さいころは尤もらしい言葉って凄いように思うじゃないですか。理屈がちゃんと通っていて、筋道がたっているように見えると、あ、凄い人なのかなって思っちゃう。

  小さいうちは家の人に関ることが全てに近いけど、だんだん幼稚園から小学校って関係が広がってくると、理屈だけじゃ出来ないことが沢山あるって分かってくる。そうすると何が正しいとかって…自分で言うのもなんだけど、結構いい子だった。
  特に父とどうやって付き合っていいのか分からない。理屈でしか話をしないから」

 会長「だいたいそういうのが若干、一、二、三人…この辺にいるよ」(一同、笑!)

  またこの娘さんの母方のお婆様が小学校二年の時に亡くなられた際の話で、病院では手遅れと言われ、お父様のお兄さんの気功を、一ヵ月くらい受けたられたそうで、それについて

 「父がお兄さんをちょっと尊敬してる。凄いみたいな。そういう力を疑わない。絶対視する。とにかくいいもんだからって。
  祖母とは離れて暮らしていたからしょうがないけど、最後はもうちょっと側に居たかった。優しくしてもらったし親とは違う想いがあった。気功とかより、もっと本当に思ってる人が側にいた方が…そういう力がある人がいれば一日でも長く生きたかもしれないけど」

 会長「これが言えることは大事なこと」

  今回ご一緒に参加されていたお母様は「12月24日に亡くなったんですけど、前日の23日が祭日だったから、母のところにお見舞いに行っていたんです。でも娘の学校もまだあったし、帰るね、また来るからって言ったけど、私の手を離さなかった。すぐ冬休みだからまた来るからって帰ったんですよね。翌日クリスマスの買物にスーパーに行ったら、11時頃だったですかね、突然涙が流れたんです。座りこんで、どうしたんだろう私って。家に帰ったら電話で母が亡くなったって言うんです。昨日帰らなければ良かったなーって、後悔しちゃって」

 会長「今、携帯電話なんてみんな持っているけどね、本当の人間の力ってのは携帯電話を超えているんですよ。それは想いですよ。
  私と知り合った限り、予知するだけじゃなくて、予知したら助けてあげよう。そういう力を持って欲しいね。明日死ぬと想ったら助ける。寿命は変わりません。だけど延ばすことはできる。本当の寿命はその日なんでしょう、例えば関った人間によっても延びるんですよね。"その人"に会うという運命も持っている。

  今回の本は「CHANCE」病院に行くなって書いてある。病院ってのは来た人を絶対拒まない。人格も何も関係ない。じゃあ治ったからって、本当は自分自身で治しているんだけどね、お医者さんに年末年始の挨拶する人いる?いないよね。お医者さんが誰だったかも忘れている。でも私のは違う。こうやって後々まで会に来てくれたりする。それは繋がっているからですよ、心で。
  …医学では生きていないのに、生きたんだったら、ただ生きたんじゃダメ、素的な生き方をして欲しい」          



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