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 ●−喧嘩しない夫婦はつまらない−

平成26年2月2日(日)  目次に戻る

 記録的な大雪に襲われたこの冬の日本列島。各地で被害が相次ぎました。
 この日は雪こそ降っていなかったものの、かなりの寒さ。今日も温もりを求めて、会員の皆さんが甲州屋さんに参集しました。まずはこんな話題から。

 会長「子は宝って言うけれど、その子がいなかったら夫婦関係ができないような夫婦は夫婦じゃないよ」

 “子は夫婦のかすがい”とも言いますが、子どもはいつかは一人立ちするもの。いつまでも“かすがい”でいてくれるわけではありません。

 会長「世の中には子が生まれたから幸せとか、子だくさんで恵まれていると言う人がいるけど、それは外から見ただけの話であって、かえって夫婦関係がおかしくなっている人たちもいる。子どもがいるのに離婚したりするでしょ。だったら産むなよ」
 カズコさん「ほんと、それはダメ」
 会長「子どもがかわいそうでしょ」
 カズコさん「大人の勝手! 絶対許されない。産んだからには責任をもたなくちゃ」
 会長「別れるような夫婦じゃいけない。子どもは何処へでも勝手に旅立てばいい。だけど夫婦は一生もの。別れちゃいけないよ」

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 今回、初参加のヒロさん、チエさんのご夫婦。まだ結婚して2年だそうです。ほぼホヤホヤといってもいいカップルですね。奥さんのチエさんからはこんな質問が。

 チエさん「たまに二人の意見が食い違うと、どうかなあって、うまくやっていけるのかなあって思っちゃうんです」
 会長「いやあ、食い違うのが当たり前。合っていたらおかしいよな。ここの会員なんて毎日喧嘩してるもん、いまだに。これがおかしいんだよ、はたから見ていると」
 サダさん「しょうもない喧嘩なんだよ」
 会長「楽しめるんだよ、聞いている方が。普通みっともないじゃん、夫婦喧嘩なんて。だけど面白い。楽しいね。喧嘩しない夫婦はつまらんね。いずれ別れるか、ただ金目当ての結婚だったかどっちかやね」
 カズコさん「なれあいだわね、仕方なしの夫婦が多いもんね、近所でも仮面夫婦が多い」

 会長「それはつまらんね。たった一人の嫁女、たった一人の夫、それも幸せに出来ない人は僕は認めないから。そういう風に本に全部書いてあるんだけど。だからみんな夫婦は円満。切磋琢磨しあっている」

 会長「いくら政治がどうの哲学がどうのって言ったってね。えらい坊さんであろうが、バツ3バツ4がいっぱいいるよね。おかしいよね、政治家もちゃんと家族大事にしてますか。してない人がやっぱり政治をやっちゃいけないの。だって当たり前だよ、かならず失敗する」

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 さて、人間一番関心があるのはやはり死生の問題です。それがよく分かっていないと、いたずらに死を恐れたり、身近な人の死に必要以上に悲しんだりします。

 会長「人間はかならず死ぬ。その覚悟がずっとできているなら、今日逝こうが明日逝こうが問題ないんですよ。死なれたら困るからとか、死なれてショックを感じている間は、まだ人間が浅いっていうこと。要するに何事が起きても当たり前。然り。驚くな、あらゆる事を想定しとけ」

 そうは言っても、いつも死を意識しているというのは難しいこと。日頃、どのような心がけをしていればいいのでしょうか。

 会長「まず、いつも死生の言葉を、子でも孫でも甥っ子でも教えておいてあげないと。いつ死ぬか分からないってこと。そういうことを言わないでいるから、いきなり死なれると戸惑っちゃう。なんで死んじゃったのとか、悲しくなっちゃう。夫婦で言えばあなたがいなければ、私どうして生きて行けばいいの? 後を追おうかしらとかなるのは、そういうことを常日頃言えていないから。ということは長生きするつもりでいるってことよ。本人も想定外なんだね。自分が死ぬっていうことは」

 “今生明死”明日は死ぬつもりで、今日を精一杯生きて行きまっしょい!








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