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  「尊敬できるもん」

                                     平成27年2月12日目次に戻る

 雨が上がったばかりの京都 祇園です。雨に濡れたアスファルトに映えるネオンの灯を感じつつ、居酒屋「季久」さんへ、向かいます。今宵も素敵な方々と、楽しい宴になりそうです。

会長『奥さんの方が、偉そうに見える夫婦を見る事あるけど、きっと亭主の方が怖い人ですよ。日本人は、そういう人民なのです。どこかで必ず亭主を立てているよね。
例えば、この自然会に奥さんが先に来ていたら、亭主は一緒には、来ないよ。
結婚して一生を共にする奥さんが、何かにかぶれている。「お前、生きて行く上で一番尊敬するべきは、俺だろ!子育ても仕事もちゃんとしているのに、俺以外の男に何をかぶれているのだ。」と……ものすごく自尊心が、傷つくと思う。
亭主が先に来ている場合は、まだ良いのよ。「どうせ碌なものじゃないだろうから、私が蹴散らしてやろう。」って奥さんが乗り込んできて、奥さん自身がこの会にはまったら、「来月も一緒に来ようかな。」って思う様になるね。

夫婦が、同時にはまったら何の問題もないよね。

一番難しいのは……奥さんが先に来る。何かにかぶれた。マインドコントロールがかかった。亭主として非常にプライドが傷つくと思うね。「俺以外の人間をなんで尊敬するんだよ。」それなんだな。』

せつさん「そうなんですよ。……ある人に仕事や色々な事を相談しに行くって旦那に言ったら、「何を聞きに行くんだ。俺に聞けば良いだろ。」って言うんです。」

会長『そりゃあ、そうだろうね。例えば、占い師のところに行っただけでも、亭主は、怒るよ。「俺に聞けよ」ってね。』

せつさん「その人の事を、詐欺師とかペテン師とかって言うんですよ。」

会長『そうだよ。だって、亭主を信じていないから、他の人に相談するんだろ。「ふざけるなよ!」だな。許せないよ、そりゃ。それが、ホントの気持ちだろう。男には、「面目・プライド」っていうものがあるんだから。
その亭主をこの自然会に連れて来たければ、ひとつだけコツがある。この会に来た翌日から亭主に対して、ものすごく良いしぐさをする。亭主を幸せにする。

自然会に来ても何も変わらないんだったら、「何を勉強しているんだ。」となるけどね。

自然会に行く度に、「凄く俺に対しての愛が深いなあ」、「うれしいなあ」と感じるようになる。そうすると、なんで嫁が、「こんなに俺を愛してくれているんだろうか。」愛が深いなあと解かる。
「ちょっと待てよ。以前は、違ったじゃないか。あっ!今、行っている自然会で何かを教わったのか。」ってなったら「俺も遅れちゃ困るから……」嫁が、人間的に成長していくと「置いて行かれたら困るから俺も勉強しよう」ってなる訳よ。』

せつさん「でもこの自然会には、行ったらダメって絶対に言わないから、スッキリした気持ちで来られます。」

会長『それは、せつさんが、成長しているからよ。何も変わらなかったら、「行くなよ。変な者にかぶれやがって。」って言うよな。亭主にとってオイラは、初めはペテン師だったんだよ。今は、ペテン師と思っていないね。』

新井さん「そう言う事にしておきましょう。」

会長『亭主は、ちょっと横這いで自然会に「行ってみようかなあ〜」って思っているよ。誘い方が上手ければ、行こうかなあ。』って。今は、そう言う段階。

せつさん「来はったら、見ものですね。」

蔦谷さん「今の話からすれば、せつさん次第ですやん。見もの違いますやん。」

ゆみさん「以前にカウンセリングを受けていた時に父は、そのカウンセリングの先生の事を滅茶苦茶に言って、「そんなカウンセリングにお金払って、何でそんなもったいないことするねん。」って常に言われていたんです。最近、やっと何処に行くのも「行くな!」って言われなくなったんです。もしかしたら、父もここに来るかも」

会長『カウンセリングをダメだって言ったのは、現実にあなた自身を見たり、帰ってきたときの話を聞いても、何の変化もなかったりしたら、腹立つよね。
でも、どうやらこの自然会は、「ちょっと違うな」って思い始めているんだよ。まして嫁と娘が、一緒に来ているとなると、「お前ら洗脳されたのか。洗脳されたとすれば、俺にとってもの凄く不都合なことが起こるはずなのに不都合なことは、起こっていない。それどころか何故か良くなっているなあ。」今、此処だな。急がなくても良いよ。亭主にとってあなた達が素敵に見えるから、「勉強しているんだろうな」って思うのだろうし、そうじゃなかったら、「なんやお前ら!変な者に引っ掛かっているな。」となる訳でしょ。
人間ってみんな、自分に嬉しい事をやってくれりゃ、幸せだもんなあ。
「どんな勉強しているの?俺も勉強しようかな。」ってなるよな。……簡単な話。
自分の都合の良いようにどんどん変わるんだから、「もっと勉強してこい。」そのうちに「俺も勉強しないと捨てられるな。」って思うようになるよ。』

蔦谷さん「あと8回しかない所が、また難しいところやな。」

会長『オイラにわざわざ逢わんでも、成長しているんだから……。嫁と娘がどんどん素敵になれば、わざわざオイラに逢わんでもええがな。そう言う事。……良い話やったな。』



「どうすれば、結婚できますか?」

会長『生涯独身でも良いと思うよ。それは、何故って言うと、犠牲になったらアカン。
それと、この人なら付いて行けるって言うのは、なんだろうね。根っこにあるのは、尊敬だね。
この前、カミさんに「クソ亭主!」って言われた。だらしないから……午前中だけで10〜20回ぐらい文句言われてね。それで『なんで僕について来たの?』って聞いたら、

「尊敬できるもん」
生き様よ。オイラの生き様を尊敬してくれているんです。……でも、普段は、どうにもならない、バカ亭主なんですよ。』

新井さん「間違いない。」
会長『根っこが、生き様の話なんだよな。「その生き様に付いて来ているのよ。」って言う訳。『ありがとうございます。』だよね。こんなオイラが、普段は、だらしないから無茶苦茶、文句言われているんです。』

蔦谷さん「言わんでも、解かりますわ。」

会長『なんでこんな話したかと言うと、誰かを尊敬できる。でも、フラれる。尊敬するけど尊敬してもらえなかったら仕方ないよな。』

『磨け!』

会長『磨き方は、たったひとつ。いろんな会に行ってガッカリする。その会は、嫌いじゃなくて、その会の中に嫌いな人がいたり、アホがいたり、凄い人がいたり、尊敬できる人がいる。でも会として「つまらない。楽しくない。」って言うのは、自分を磨けていない。そこで自分を磨く方法を考えろよ。現実に結論が出ないと単なる空論だろ。
自分が、磨けたら結婚が早くなってくるね。きっと、人を見る目が変わってくるよ。お金じゃない、容姿でもない、ハート持っている人を、誰かを想いやる事ができている人、そういう人を見つけるアンテナを今日持ったと思う。前からそのアンテナは持っていたけど、磨いていなかっただけだから。
今年中に結婚してくれると御祝持って行けるんだけど。』
 口先で「尊敬しています」と言われた事は有りますが、心の底から、ホントに「尊敬しています」と言われたことは、無いです。正しく尊敬してもらえるような行動が、できていないのだから当たり前です。
 それでも、カミさんからは、尊敬されていると思います。言葉に出ることは、無いですが……。
いや、言葉に出ないということは、尊敬されていないのではないか……私も言葉に出していないので、半人前同士の夫婦ですね。

 今宵の宴の後は……初めてでしょうか?私よりもお若い、ゆうすけさんが、ご一緒してくださるということで、二次会も楽しくなりそうです。

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