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●―何歳でも大往生はできる―

                                     平成27年1月10日目次に戻る

 この日は、いつものメンバーのほかに、なんと九州から飛び入り参戦したお二人もいられました。この会に出席するためだけに飛んでこられたそうです。
 もちろん、来る者は拒まず、大歓迎。自然会は、全国どこからでも参加できます。
 参加される方たちの境遇や抱えている問題は様々。
 でも、共通しているのは、自分を磨きたいという皆さんの思いです。

 今年は大きな変化の起こる年となります。
 世の中を見渡してみれば、あまりいい話題はありません。御嶽山の噴火を始めとする天変地異。家族同士の殺し合い。犯人の目的も理解できない怪事件。本来、市民を守る役目の警官が痴漢や殺人を犯す。世も末とはこのことを言うのでしょう。
 まさに、会長の警告していたことが現実化しているのです。

 では、平成27年、会長からの年明けメッセージです。

 会長「オイラにとって、来年はもうないんです。ないって言うと寂しいと思われるかもしれないけど、皆さんも、そんなつもりで生きていたほうがいい。
 来年あるとは限らない。今生明死。今日しかない。
 去年流行ったけど、『いつやるの? 今でしょ!』ってやつね。今しかない。

 僕の場合は天から教えてもらっているから、あと10か月と何日生きると分かっている。だから、それまでにしておかなければならない事をすることができる。

 だったら、皆さんも、自分で決めてみたらどう。あと10年も20年も生きるって言うんじゃなくて、例えば、今年死ぬとしたらどうするか。もっと言えば、あと3日しかなかったらどうするか」

 さあ、あなたなら、あと3日の命だとしたら、何をしたいでしょう。
 黒澤明監督の名作『生きる』では、それまで無気力な役人だった主人公が、余命幾ばくもないことを知ってから、必死で自分の生きる意味を考え、市民の憩いの場である公園をつくることを決心します。名優・志村喬が公園のブランコに乗って「命短し恋せよ乙女」と歌うシーンが忘れられません
 おっと、話が横道にそれました。

 会長「オイラが『YOU…』を書き出したのが31年前。天啓が降りたとき。その時書いたことが、今、その通りになってきている。世界そのものが恐慌に入りますよって書いている。東京が危ないのは、天災はないけど人災が多いのよ。夫が妻を、妻が夫を殺し、親が子を殺す。戦争より怖い」

 信じたくないけど、世の中、会長の言う通りに進んでいます。

 会長「今日は九州から飛んで来た人もいる。隣の家の人だって会いたくない人とは何年も口もきかない。会っても知らん顔する。でも、会いたい人は、九州からでも飛行機でシュッと飛んでくる。会おうっていうお誘いがあったときに、今日は忙しいから行けませんなんて言うのは、ほんとは単に会いたくないだけ。忙しくても、会いたいと思えば何としてでも時間を作るし、言い訳よね、忙しいって言うのは。それでイイワケ?」

 こんなところでいつものダジャレが(笑)。
 気を取り直して。

 会長「オイラは11月まで生きているけど、皆さんは分からない。今日はこうして会えたけど、次は会えるかどうか分からない。帰りに誰かに殺されるかもしれないものね。

 だから逆に言うと、最期の日が分かっていると言うのは、すごい儲けもの。皆さんは分からないんだもの。それは明日かもしれない。ああしとけば良かった、こうしとけば良かったと阿鼻叫喚のうちに死ぬ。ってことは終わりが悪いってことでしょ。

 安らかに、今日死んでいいんだ。ありがとねって言えて、また感謝されて死ぬっていうのは大往生。年齢じゃない。40でも50でも60でも大往生できる。死ぬ時に、『もうこれでいいんや』って思えるような人生を送りましょう。それを学んでいるのがこの自然会。」

 まさに「今生明死」の真髄ですね。
 幾つで逝っても大往生できるよう、今年も魂を磨いておきたいものです。
 では、皆様、本年もよろしくお願いいたします!


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