春 連休明けの京都です。うららかな雰囲気で今日も宴が始まりましたが、少々物騒な話。本日参加のお二人のお宅に以前、泥棒が入ったという話があって……
会長『泥棒って次元が低いよね。物しか盗めないじゃない。俺らなんて人の心を盗むからね。』
新井さん 「会長、カッコええなあ。」
会長『俺らは、証拠を残さない。人の心を盗む。貴方達も嫁の心を盗んじゃったんだから、それで一生涯騙し続けているんだから。盗人だよね。
でもね、みんなそうだけど、ひとつだけ守っていれば良い。手を離さないことと、それとついでに裏切らないことだよね。』
蔦谷さん 「(奥さんが)この前(一緒に歩いていて)「手を引いて」って言っていたなあ。」
会長『「引いて」じゃなくて、今までちゃんと手を繋いでいるんだから、「手を離すなよ」って言っているんだよ。ただ、「手を離すなよ」って言っているんだよ。
旦那の心の中から、カミさん(自分)がいなくなったら誰が夫婦で居てやるかだよね。他の女性に気が行ったら、これはもう終わりだよ。そういうことを奥さんが言っているんだよ。でも心配する必要はないよな。そんなにモテない。でしょ。』
蔦谷さん「いやいや、会長も人を見る目がない……。」
会長『でも凄いよな。「旦那について行く気持ち」って言うのは……。どっちが着いて行っているのか、どっちが引っ張って行っているのかわからないけれど。』
先月、お祓いを受けた新井さんが……
新井さん「お祓いを何度かやってもらっているし、先月は、お祓いを会得したと思った。その気になったんだけど……。」
会長『10年近くも俺らに会っていて、そんな気になったのは、初めてだろう。』
新井さん「はい。でも、できなかった。それで、思ったんです。俺には、無理!!できたら良いと思うけど……、会長と出会ってから10年近く……それが、どこか願望にあったんだろうけれど、やっと気がついたのは、できない方が俺の人生にとっては、良いんだろうなあと思って。」
会長『それ正解。10年経って、そこに気がついたっていうことは合格。あなた本人が、気付いていないだけで俺らから言わせれば、免許出すよ。免許皆伝じゃないよ。人を幸せにしたら初めて免許皆伝になる。
「俺には、無理!!」そこに気が付いた。自分が、あかんって言うことを考えたことが、免許なのよ。できると思ったらあかん。「あかん」それが免許なのよ。
だってこの10年間付き合っていてね、そんなこと考えてもいなかったでしょう。俺らだけ特殊な能力があって別の人間だと思っていたのが、今、近づいちゃった訳だよ。
お祓いを受けて、ただ「ありがたい」だけじゃダメなんだよね。
何のマジックもないんだよ。ただ、痛く感じることは、ご本人の人生なんだよね、ご本人の人生に邪魔しないで触ればいいんだよ。これがコツ。治してやろうとかじゃなくて、ご本人の人生に「ちょっと手助けしてあげよう」そういう、もの凄く細かい神経だけど、それを持ち続けられれば……俺らになっちゃうんだけど……それに近くなっちゃった。
みんなそうなのよ。今、授けても間違いないと思うのは、授かっても威張らないから。
いや、威張れない……。』
先日、「昔は、よく明け方まで喋っていたなあ。」と友人が、話してくださいました。
昔というのは、私が二十歳ぐらいの時で、お互いお酒の呑み方も知らないし、呑めないので、アルコールなしで、朝まで語り明かしていたことを思い出させて頂きました。具体的な内容は、ほとんど覚えていないのですが、たぶん……幼少期のこと、家族のこと、将来のこと、仕事のことやテレビドラマのことなど、なんでも話していたように思います。
このところは、何か月に一回ぐらいですが、会長に付き合って頂いています。私の周りで、一日でこれほどの時間、私が語り合える(ほとんど聞いているのですが……)方は、数人ぐらいしかいないです。
会長は、きっと逢う全ての方と終わりなき会話を楽しむことが、できるのでしょうね。
一人でも多くの方と話すことは、楽しいと思うのですが、会長のように毎日を過ごすことは……、
「俺には、無理!!」です。
でも……来月も楽しみにしています。
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