相変わらず、ニュースでは親が子を殺し、子が親を殺す事件が報じられています。
会長がよく言われるように、いまのニュース番組は、とても食事中には見ていられないような酷いニュースばかりです。
本来、ニュース番組は家族団らんで見られる番組のはず。でも、とても子どもには見せられないようなニュースのオンパレードです。
いま、いちばん教育に良くないのはニュース番組かもしれません。
さて、それはさておき、いつもはお二人で出席されている常連のご夫婦に、今回、娘さんも加わって、親子三人での出席となりました。
娘さんのサオリさんは、何年か前にもこの会に出席されたことがありますが、すっかりお年頃になっていて、まぶしいほどです。
若いって、うらやましい。
このご一家の場合はご家族の仲はどうでしょうか。
サオリさん、ご両親に対して何か話していただけますか。
サオリさん「小さい頃はお母さんはすごく怖いイメージがあって、だからお父さんがすごい好きだったのかもしれないです。お父さん、優しかったから。
自分は思ったことを伝えることが苦手で、人間づきあいでもまわりに嫌われたくないと思って自分の考えを言えないし、言ったらどう思われるだろうって思ってしまうんです。
それをお母さんによく言われて、言われても、やっぱり自分の考えは言えなくて。
でも、社会に出て、自分の考えを持って生きていかないとダメな場面ってあるんですけど、そういう時に、親が甘やかすだけでなく、厳しく育ててくれたってことは感謝している面があります。お父さんは、」
会長「きたぞ」
サオリさん「お母さんに怒られてる時でも、お父さんがいてくれればなって思うときがあって、思春期になると会話する機会が減ってきて。でも、自分は結構お父さんに似てる。多分、自分はお父さんに何かあったときは見捨てないと思います」
いいご家族じゃないですか。サオリさんの優しい人柄がにじみ出ています。
まだ彼氏はいないそうですが、会長は、そんなサオリさんを見て、何かピンときたようです。
会長「いま、“彼”がそこまできてる。ちょっと嫌な予感がしてるんだけど(笑)、お父さんに似ているような気がする」
全員「え〜っ!」
会長の「今から嫁に行くとしたら両親になんて言う?」という無茶ぶりにも、「両親には感謝。産んでくれてありがとう……」と泣かせる一言が。
なんか、家族っていいですねえ。こういう家族ばかりなら、悲惨な事件も起こらないに違いありません。
それに、なんと言っても、人間、生きるか死ぬかの時に、最終的に頼りになるのは家族なんですから。
会長「病気でも助かるっていうのは、家族が全員助けようとしたから助かったんで、一人でもマイナスの人がいたら助からない。もう生き死にで今日か明日かってことになったとき、家族がいる。
医者はサジなげちゃったんだから。あと、助けられるのはあなたがた家族しかないでしょ。そう言ってからわしがすっとやると良くなっちゃうんだから。
これっていったい何なんですか。あなたがたの愛ですよ」
どんな名医よりも、家族の愛のほうが救いになることがある。
会長「ほんとに治したいと思ったら、呼吸法だけで治る。患部に手を当てて深呼吸、鼻から息を吸って、口から出す。それを三回やれば十分。これだけで全部治っちゃう。でも、対処療法だから、2、3日経ったらわからない。だって、それ悪くしたの本人でしょ。また、同じ生活したら元に戻るに決まってるじゃない」
なるほど、前と同じ生活に戻ったらまた元に戻ってしまうって、やっぱり反省しないとダメなんですね。
皆さんもぜひ参考にしてください。
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