参加者が全員集まる前に、ヒロミツさんと会長との間で、ちょっとした問答が繰り広げられました。
ヒロミツさん「肉体と命の関係ってどうなってるんですか」
会長「命は車と一緒。使い古してポンコツになって、新しい車に乗るのが転生」
ヒロミツさん「その車っていうのは肉体じゃないんですか」
会長「そう、車そのものはね」
ヒロミツさん「運転手っていうのが命ですよね」
会長「いや、肉体も命も一緒なんですよ」
ヒロミツさん「そこが分からないんですよ。車そのものは肉体ですよね。運転手は魂なんですか」
会長「そうそう」
まだまだ続いたのですが、長いので以下省略(笑)。転生について詳しく知りたい方は会長の『実践超能力! YOU……』をもう一度お読みください。
それでは、ここからは皆さんのスピーチの時間です。
会長「今、亭主に対して思ってること、デコ言ってよ」
ヒデコさん「好きになっちゃったのがいけなかったんですね、私が先に(笑)。昨日、ダンカンさんの奥さんが亡くなったというのをテレビでやってるのを観て、やっぱり乳ガンで亡くなったんですけど、すごい夫婦仲良しで、私たちこんな風に別れられるのかなあって思って。でもなんか別れられるかなって……」
サダさん「うん、俺も観ててそう思った」
ヒデコさん「若い時はすごい気を使っていたと思います。我慢してた。今は私のほうが言いたいこと言ってますかね。朝、いくら起こしても起きないんで、馬鹿じゃないの、こんなに遅くまで寝ててって(笑)、毎日、そんな状態なんですけど」
会長「最初に甘やかしちゃった」
ヒデコさん「その点、ノブエちゃんには強くて優しいものを感じる。私も最初からパパに言いたいことを言えてたら……」
会長「(ノブエさんに)ヒデちゃんがあなたのことそう思うのはね、あなたが言いたいことをはっきり言えて、しかも人のことを思っているから。自分は亭主の育て方を間違えたって反省してるんだよ」
ノブエさん「言いたいことが言えるというか、この今の自分でも辛い時もあります。兄にもお前はそう言いたいこと言えていいよなって言われることがあるんです。一時、メンタルが落ちてたときは、えっ、お前が、なんて言われて」
会長「いや、ノブのエネルギーはすごいよ。(サダさんに)さんざんに言われてるけど、今思っていること話して」
サダさん「カミさんと出会ったとき……」
会長「それ話すと長くなるから、直接、ヒデちゃんに話してよ」
サダさん「あれこれあったけどね、僕と一緒になってくれてありがとうございます」
会長「それかよ」
サダさん「それしかないもん」
ヒロミツさん「それを言葉に出せるってすごいことなんですよ。素晴らしい。だから、私、この会好きなのよ。今日3回目だけど本当に心開いて話できる。凄いところですよ、ここは」
会長「じゃ、今度、ヒロミツさんの嫁女が横にいるかな。旅行に連れて行けるんだったら、ここにだって連れてこられるんじゃないかな」
ヒロミツさん「まだね。言ったでしょ、まだそこまで行ってないんですから(笑)」
さて、ヒロミツさんが奥さんと一緒に訪れるのはいつになるでしょうか。
会長「次は蕎麦屋で頑張ってる女将のカズちゃん」
カズコさん「うちは夫婦としてはお互いぶつけ合います。ぶつかりあわなければ夫婦はダメなんです。綺麗事じゃなくて。我慢すればいいってもんじゃないですね。うちの人はお金持たせても遊ぶでもなく田舎へ帰ってきて、はい、お母さんこれだけおつりって正直に返す。そういう人だから絶対信用してますし、本当に好きで一緒になってるから。
先生の本でも夫婦がいちばん大事と。その次が子供、孫、親戚兄弟、それが本当なんですよ。私は自分でそう信じて75歳まで生きてきました。お店の売り上げがいっぱいあればいいけど、ぎりぎり家賃が払えればなんの悔いもない。こんな幸せな人生はないと思ってます」
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