あなたに逢いたくて
平成21年2月18日目次に戻る
日本列島は不況の真っ只中・・・そんな暗い世相の中、どのような気持ちで毎日を生きるべきなのでしょうか? 新たな年を迎えて二回目の京都自然会例会は、ただ会長に逢いたくて創成のメンバーが揃い、定刻に始まりました。
先ず会長から
「今日は、ほのぼのと始まったね!いいねぇーこんな感じ・・・京都自然会発足前のメンバーが集まっているから、何でも言えちゃう間柄だよね。それから、今日お祓いを受けたNやんの腰に顔が浮かんできました。優しい面影の女性で、きっと彼を守ってくれている人だね。私の手書きの絵を見てね、亡くなったおばあちゃんじゃないかと言っていました。たぶんNやんは浮気はしないだろうが、今後もできないに違いない(笑)だって、おばあちゃんが見ているのだから嫁女はバンザイだよ。
今日のNは何を言われても受け入れちゃうから、ドンドン責めていじめてもかまいませんよ。先ずは僕から。初めて逢った時はまさか自然会に入ってくると思わなかったな・・・あの頃は頭デッカチだったからね、知識が先行して中身が付いて行ってなかった。それが今じゃ京都の広報官でチョットした作家も顔負けですよ。中身もマシになってきて通信も上手くなったよ!」とお褒めの言葉からはじまりました。
その後「チョット褒めすぎだな」(笑)としっかりオチまでいただきました。
その話を聞いた会での最年長の男性「僕も褒められたら伸びるタイプです、よろしくお願いします。」と言われると、会長は間髪いれず「あんたは、褒められなくても自分で自分を褒めているよね。それで充分じゃない〜」の返答に会場は大きな笑い声で包まれました。
【本日最初の今日この頃・男性】
「先月の例会はプレ新年会で、本日が本チャンの新年会です。やっぱり、本チャンだと濃いメンバーが揃いますね。さっきも会長と話したのですが、京都自然会も丸三年と三ヶ月、今日より第二ステージに突入です。過ぎし日を思い起こせば、会長と縁が結ばれた人だけが今日まで続いています。ご縁をいただいた喜びを感じています!私自身を振り返りますと、会長とお逢いする前の私の環境では、濁った水に入っていてもその感覚すら持ち合わすことは出来ませんでした。当時の私は『我』だけが前面にでて、何でも自分の力で出来ると想っていました。
今日では自分のことも、そして周りの人の気持ちや状況も判る様になり、あの時代がたっぷり泥沼に浸かってもがいていたということに気付いています。
これも東会長との縁をいただいたからだと想って、本当に逢えて良かったと感謝しています。」との今日この頃がありました。
会長から「えぇ・・・、ええ(良い)えん(縁)!永遠?(笑) はじめて正直に語ってくれたね。なんだか私の言いたい事を全部言ってくれたみたいだ。私と交代の時期かも・・・次回例会はあなたにお願いしようかな(笑)。
もう一言付け加えるとしたら、知っている時代からわかる(判る・解かる)時代に変わってきたのだよ。それまでも多くのことは知っていた、でもわかってはいなかった。そこが変わった!だから京都も第二ステージに入れるのだよ。
あなた個人に言えば、一つの『悟り』を得たと言える。人生の第四期に入ったのだね。でも四期はあまりいい時期じゃないな〜〜。何故だかわかる?・・・四で『し』死にもつながるてぇか!冗談ですから〜〜心配しないでね(笑)」
【夫婦の話をされた女性】
「いろんなことがありました、口には出せない想いもしてまいりました。でも今はこれで良かった、この主人・この家族で本当に嬉しく想っています。」
会長から
「私達夫婦のこともお話しましょう。今まで何度『もう、おいとまします』と言われたことか。それほど波乱万丈の夫婦生活なのに、四十一年目に突入します。多分に彼女はまだ元とってないと想っているかもね?(笑) あなたもそんな気持ちになっていませんか?それもありで良いんです! 私の妻は素晴らしい女性です! 夫婦がお互いを尊敬し合える間柄なら、何も問題は起こりません。そんな夫婦になりましょう。」
【妻との絆が深まったとの男性】
「先月はお休みしてしまいました、皆さん寂しくなかったですか?」と話し出す男性に、参加者みんなから「ぜ〜ん、ぜん・・・!」の言葉で会場を爆笑の渦に変えて話は始まりました。
「自然会に妻と二人で入会して、新婚旅行以来の二人旅も経験しました。この会も発足当初は祇園の飲み屋で行なっていて、妻が一緒に来るとは想ってもいませんでした。今では俺が休んでも、一人で参加するほど会長に嵌っています。毎月の例会を楽しみに、会長をはじめ皆さんに逢いたくて足を運んでいる我々夫婦です。
会長や自然会に嵌った事で、夫婦お互いが新たな気持ちで向き合えるようになりました。そんな全ての出来事に感謝できる我々に喜んでいる、今日この頃です。」
会長から
「裏話だけれど、奥方は一度祇園のクラブを見学したかったと話してくれましたよ。亭主がどんな所で羽目を外すのか知りたかったらしいし、祇園のお姉ちゃんも見てみたかったそうだよ。そこに私がいたから、嵌まっちゃたんだね・・・!
今日のあなたは素だったよ。今までは屋根があり、壁があり、塀があったんだ。Nやんに、いろいろ言うけれど全く同じだった。Nは白壁であなたは黒壁程度の差だったと感じているよ!
ほんとのところ、私や自然会に嵌った自分達を自分で褒めてやりたいんだよね、だって褒められたら伸びるタイプだったものね!それで好いんだ!(笑)」
別のご夫婦からの今日この頃です。内容を深く書くことは避けますが、奥さんが体の変調をきたすぐらい悩みを抱えておられました。ご主人はそれを充分に理解されていないようで、気持ち(気分)を変えて疲れをとれば治ると思っておられます。ご主人が言った「考え方一つで、楽になれるはず」の言葉をうけて、会長の指名で注釈に入ったある男性は「他人事に聞こえるよ! 一番の原因があなた自身にあることに気付く必要がある。」と的を射た答えが返ってきました。
会長から
「お・・・それだよ! ここにいるみんなはわかったはずだ。あなたは妻のことを他人事でしゃべっているよ。全てあなたに原因があるのです・・・こうすれば善いと思っているだけでは治らない。一緒に悩んで苦しんで、共に生き抜く覚悟が妻を救うのです。主人といわれる立場『主』の意味を深く考えて下さい。物質的に豊かにしてやれないなら、精神的に豊かにしてあげなければいけないのです。嫁女に対しては、労い・詫び・そして感謝の言葉が必要なのです。」
Nの今日この頃は、息子が元気になった御礼と、会長と知り合い今日お祓いを受けるに至るまでの三年あまりの想いを正直に飾らず話させていただきました。
会長からNへ
「実はNやんには時間があれば、お祓いを受けにおいでとわしから誘ったのだよ。それで今日お祓いを受けて、どうやら口に天啓を受けちゃったかな? 今日の話が一番よかったよ。頭でっかちで何処かで聞いた話にしか聞こえなかったのが・・・自分の言葉で語っていたからね。
10年かかるのを、いっぺんに得たかもしれない。どうやらネジの差し替えが出来たと想いますよ。今までは無駄だった知識が、今後は役にたつはずですよ!
今日はNやんの生誕祭みたいだよ!Nやんはお祓いの時は痛いと一言も言わなかったよ、腹が据わっているのか・・・『痛い』を有り難いの『いたい』に変えていたからだと想いますよ。」
N自身は会長よりお褒めの言葉をいただき、心より嬉しく喜んでいます。会長に出逢えたことに感謝しています。
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