●●●

TOP

病は克服できる

幸福のプレゼント

復興への道

愛ある故に

入会案内



●東京月例会報告レポート


                     馬鹿…じゃなくて阿呆!

                                  平成21年1月11日  目次に戻る

  厳しい不況の嵐が吹き荒れるなかで明けた平成21年、その新年会を兼ねた例会の皮切りに「今、個人経営は大変。低迷してますけど、二人三脚でがんばってやっていきたい。お父さん(御主人)もこのところ、穏やかになりまして、飲むほどに涙もろくなって、そこのところはかわいい。私の選んだ好きな人ですから」と語って(のろけて?)下さったのは、名物おそば屋さんをご夫妻で切り盛りされている奥様。名物の"中身"は美味しいおそばは勿論、遠慮なし、痛快かつ絶妙なご夫妻のやりとりのようですよ。

  話す前からすでに涙腺崩壊状態の御主人は「今年の正月は初めて二日間、孫のところに泊まらせてもらったし、普段は4日から始めるけど、今年は5日からで、ゆっくり出来て、それなりに良かった。大晦日は本当に厳しかったけど、ギリギリなんとか年が越せた。今は晦日そばっていう時代じゃない。普段通り9時に終わり、家に帰って本当に久しぶりに、何年かぶりに紅白をみた。風呂に入って、穴八幡にお参りに行った。支払も出来た。お母さん(奥様)のおかげ」

 会長「嬉し涙じゃなくて、苦労掛けてごめんなの涙なんだよな。直接言ってあげてよ」

 御主人「本当にありがとう。こんな嬉しい正月はないです。こんな素的なお母さん(奥様)はいません。どーか逃げないで下さい」

 会長「逃げるわけねぇじゃん、まだ元とってないんだから」(笑)

 御主人「嬉しいです。今日はなんでも歌うよ、アカペラで。♪〜♪〜、酔っ払って歌詞メチャクチャだよ〜〜!」会長「歌詞はいいよ、作っちゃえば」、御主人「ありがとうございました」、「感謝しているんだよね」、「うん、うん」とひとしきり泣き乍ら歌を歌っておおはしゃぎ、皆で盛り上がるうち、この日参加されていたもう一組のご夫妻にも伝染? 会長に「カミさんに何か言って」と促されると

 「僕と一緒になってくれてありがとう。僕を選んでくれてありがとう。こんなモノズキな女もいるもんだな。こんな男と結婚してくれて親にしてくれた。素的な人。親になれると思わなかった。ひょっとして出会ってなかったら、とっくに死んでいたかもしれない。ありがとう。こんな馬鹿な女いないよな。ふぉんとぅぉ〜〜」

 会長「こっちも涙腺崩壊? そばやもおたくもカミさんはボランティアなの。うちのカミさんもボランティアらしいよ(笑)やっぱカミさんにはかなわないよ。女房は偉いね」

……………

 「どーすんだろな、こうやって飲んで食って色んな話をしている、その間は大丈夫なのかな、と、そういう感じです。どうにもなるのかならないのか、世間一般的なことをまともにやらなきゃいけないな、でも出来るのかな、ただそれだけ。で、どうすんのって、それだけ」と語って下さったのは毎回、結婚問題が大いに話題になる独身男性トリオのお一方。会長に「じゃ、私と全く一緒だ」と声をかけられると、

 「会長は結婚もして子供もいるし、でも私は世間一般的な事は何もやってない。周りの人がいいから、とりあえずは生きていられるけど、それで許してくれているから。だけど普通の世間一般の社会的な事から言ったら通用しない。それも事実。半人前。本当だったらホームレスでおかしくない人種。でも誘われたら呑みに来れる。
  こうやって居られるのは馬鹿だから。馬鹿だったから良かった、と思う今日このごろ(笑)阿呆で馬鹿で良かった」

 会長「阿呆だよ、単なる。阿呆だからだよ、馬鹿と阿呆は違う。ブログにも違いが書いてある。精神レベル的には私も、今日は他にも仲間がいるけど(笑)、皆一緒、似たところにいる。根っこがない。あくる日どうなっているのか分かんない。そのカミさんは…大変なもんだよ」




←前月の東京月例会報告
←前月の京・このごろ会通信
同月の京・このごろ会通信
目次に戻る
このページの最初に戻る
次月の東京月例会報告→
次月の京・このごろ会通信→