二十四節気の一つ『霜降』を二日後に控え、朝晩は急に冷え込み出しました。居酒屋『季久』定番メニュー自然会鍋は、食欲の秋を満たす季節の宝でいっぱいです。会長からの言葉(教え)が宝となり・美酒となり、今宵の酔いも『いとうれし』と想う晩秋の例会でした。
今回お越しの女性は、息子さん(50歳代)のことで悩みを話されています。この通信上でその中身を詳しく書くことは、女性やご家族にとって心痛いことだと想い、会長が諭された言葉をもって表現にかえます。
会長からは、「その子は、育てたように育ったのです。今(現在)だけを見て、答えを出してはいけません。過去を振り返り、そこに原因を見付け『因果』を知ることが大切です。親である限り、子に対する責任は死ぬまであると知りなさい。大人になった子どもを恐れ、親が逃げてはいけません。親は常に毅然と振る舞い、刺し違えるほどの覚悟が必要です。すべてが、『愛』から始まっていなければいけないのですetc・・・」と具体的な指示を交えながら、悩みに対する考え方の方向を話されていました。
今回の例会では、各々がイメージする東会長をひと言で表現する場面がありました。上記の女性は「私どすか・・・ひと言で言えば・・・怖い御人どす!」と京都弁で言われたのが印象にのこりました。
会長から「親業の修練とは前にも言いましたが、『木』の上に『立』ち『見』ることが出来てはじめて『親』の字になるが如く、広い視野と『愛』が基盤でなければなりません。」という言葉を聞いた親達は、改めて子育ての基本を考えるチャンスになりました。
|