●●●

TOP

病は克服できる

幸福のプレゼント

復興への道

愛ある故に

入会案内



●京・このごろ会通信


                       縁とは導き

                                     平成20年8月20日目次に戻る

東会長:

  僕が京都の行きつけのスナックで飲んでいた時です。そこのママさんが、「東先生のことを話したら、会いたいという人がいるのだけれど良いでしょうか」と尋ねてきたのが始まりだったね。 
 「なに…わしに会いたい?物好き者もいるのだね!それなら是非とも願いますよ。」と言ったのがきっかけで、初めて出会ったのがAさんご夫妻だったのだよ。それから四年ですか・・・? 何故か約束もしないのに毎月顔を見るようになり、ほんの些細な出会いが、深い出逢いに繋がり『縁』が結ばれました。
  実はその当時Aさんは、ある人を師事し心の勉強をしていたようでした。そのある人は、Aさん達(他にも一緒に勉強されていた人が、京都自然会にいます。)を精神修行で一生懸命にしごいている最中だったのだよ。それで僕がね、「Aさんや、もうそろそろその方とは終わりにすれば!」と言ったのです。
  僕には既にわかっていました。Aさんにはその人からの勉強が卒業の時期が来ていること、そして僕と新たな縁が結ばれることになっていることが…それからしばらくしてAさんに切り替わりが起こり(これは上からの導き)、今みんなが集まっている京都自然会が発足することになったのですよ!
  この自然会には宗教色は一切ありません!参加した者は私から出るお題で、自分の今日この頃(想い・悩み)を語り聞くのです。するとそこには、必ず自分に必要な答えが用意されているのです。それを各自が持ち帰ることが出来るのが、自然会のあり方なのです。

  会長からのマイクは、いつもパワフルでこの会を引っ張ってくれている京都自然会発起人A氏(この日は見た目にも、少し元気がなかった)にまわされました。

Aさん:

  それでは本日のトップバッターとして、私からの今日この頃を語ることにします。実は今日この会場に来る前、センチュリーホテルで会長と飲んでいました。既にその時、今の私に対して必要な答えを会長から頂いたのです。
  この一ヶ月色々な出来事が起こり、ここ二週間あまりは本当に胃を痛める思いで過ごしていました。自分ではこれまで多くを勉強してきたつもりで・・・未だ一冊の本も読みきれていない自分がいることに、改めて気付いた今日この頃です。

  Aさんは土木関係の会社を経営され、共に働く実の弟が現在病気(癌)を患っているとのことでした。そのことから派生した仕事や家族(実家)のトラブルで、深く悩まれていたようです。自分の所為では無いのだけれど、仕事でのっぴきならない状態に追い込まれてしまったそうです。肉親の情と経営者の立場との狭間に苦しみ、正しい答えの出し方は判っているのですが・・・心が乱れていた一ヶ月だったと正直に語られていました。


Aさん:


  会長から言われた、『得体の知れない人間になれ!』の言葉を深く噛締めています。未だ杓子定規な人間でその域に達することの無い、言わばアホになりきれない自分であることが良くわかりました。

  間髪をいれず東会長が「わしは、アホかい?」とおどけられると、A氏奥さんが「そうだと思います!」と断定的に一言。それまでその場に広がっていた重苦しい空気は一瞬で晴れ、賑やかな笑い声が響いたのでした。

東会長:

  僕はネ見ず知らずのA氏と四年前に会い、その瞬間に言った言葉があるのです。それは、「あんた(Aさん)は、身内に足を引っ張られるよ。だから、それは早く切った方がいい!」と伝えたのだったよね。それがやっと切る時が来たようだね・・・嫁が一番苦労していたからね。何度も言うけれど京都の土地柄はそういう処、京自然会の嫁女(よめじょ)は本当に偉いよ! 今時の若い人(女性)ではとても我慢できないね!この場にいる男達よ、嫁女(よめじょ)に深く感謝しなければならないよ。




←前月の京・このごろ会通信
←前月の東京月例会報告
同月の東京月例会報告
目次に戻る
このページの最初に戻る
次月の京・このごろ会通信→
次月の東京月例会報告→