人生賛歌
平成20年8月3日 目次に戻る
今回は自然会室から、近くのパブに皆で繰り出し、いつもとは少し趣の違う例会になりました。お店の人との談笑も交えながら、色々な人との出逢いと触れ合い、別れなどが語られていく中…
現在、奥様が乳がんのお祓いを受けられている方は、ご夫妻でこんな会話を交わされたそうです。
「病気になって学ぶことってあるよね。なってみないと分からない人の痛み。人間誰しも自分に降りかからないと口だけ。病院に行って改めて思ったのは、具合の悪い人ってこんなにいっぱい居るんだってこと。会長に出会えて良かった。こんなにあっかい人が世の中には居るんだ…」
会長は「カミさんあっての貴方だから」と声を掛けられていました。
「将来の夢は? 何がしたいの?」と聞かれ「歌を歌いたい、プロとしてじゃなくても」と答えてくれた若い女性。
「じゃ、一曲聞かせて」とのリクエストに快く応じて一曲披露、語りかけるような歌声に皆から拍手喝采。
会長は「元々詩人、創作力を持っている人だからね。将来が楽しみだ」と目を細めておられました。
初めて精神科を受診して欝と診断され、休職を勧められているという男性は、
「大きな会社の歯車として働いてきて、これまでも悶々としていた。どうも水に合わない。全部先が見えちゃう。あの組織には向いていない。自分とは正反対」と。
会長は「せっかくここまで頑張ってきたけど、貴方は自分でものを創れる人なんだ。そういうものを持っているんだよ。人生って短い。ゴチョゴチョ考えている暇はないよ。辞めると思ったら辞める。何でもそうだ。ストレスが溜まっているのは合っていないから。我慢するな、病気になったら誰が面倒みてくれるんだ。誰も助けてくれない。合っていないなら早く辞めよう」
「人生ってのは素晴らしいものなんだ。それをどう過ごすか。ブログにも書いたけど、なんで麻雀だのゴルフだのに行くのか、時間が勿体無い。明日死ぬと思っていないからだよ。人間終わりがあるんだから。ダメだよ、皆、充実した毎日を過ごさなきゃ。
人生は素晴らしい。本も詩も、私の作品はそれを伝えたくて書いているんだ」
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