●●●

TOP

病は克服できる

幸福のプレゼント

復興への道

愛ある故に

入会案内



●東京月例会報告レポート


                         原 点

                                  平成22年7月4日  目次に戻る

  梅雨の蒸し暑い最中、いつになく沢山の方にお集まり頂いての例会になりました。会長が「人数じゃない、中身なんだよ」と諭された後、皆のスピーチ。会長から「どこに惚れたの、どういう人だったの」など質問が入り、それに答えるうち皆、何時の間にかぐいぐいと会話にひきこまれていきました。

 Hちゃん:「二年前、医者にがんって言われた時真っ先に思ったのは、死にたくない、ダンナの為というよりは、子供を放っておけない、子供を残して逝きたくない。こんな出来の悪い親でも子供に何かあった時には、力になってあげたい、見届けてあげたい、悩みがあったら聞いてあげたい、それ一筋ですね。でもその子供を授けてくれたのは、ここに居る人(夫)なんだと。
  会長に言われたのは、寿命は誰にもあるからなと。だから(現在お祓い中の独身男性に向けて)恋をして家庭を持って欲しい。子供を育てるこの、なんてのかな…絶対子供の為に死ねない! このパワーを持って欲しい。
  あと私にダンナをどういう風に好きになったか聞いて下さい!」

 一同:「聞きたい!」

 Hちゃん:「顔です!」(一同、頷く人からビミョウ〜〜な反応の人まで様々)

 Hちゃんの御主人:「俺は生まれてきて、H子と出会えたことが一番幸せだった」

 会長:「Hちゃんはなぜ病気になったのか」

 Hちゃんの御主人:「それは僕のせいです。ごめんな、
生涯大好きだからね」

……………

  さて以前この報告にも登場してくれたRちゃん、会長夫妻と長いお付き合いで、それだけに沢山エピソードをもっておられ、楽しく語って下さいましたが、またその話は何かの折に。今回は会長がこんな風に質問、

 会長:「たったひとこと、今迄生きてきて良かったって思う事は?」

 Rちゃん:「パパと知り合えて、○○○出来たこと」(出た得意の下ネタ!と一同、大爆笑!)

 Rちゃん:「オレは死ぬ時、パパの側で息を引き取りたい。パパが居なかったら、この人生何の意味もない」

 会長:「でもあいつ(Rちゃんの御主人の方を見て)ワシと知り合う前だけど、浮気したんだよ、あれは許せん、二度とするなよ、ワシも絶対許さんからなー!」

 Rちゃんの御主人:「一生消えない罪だね。でもこういうところに出て、みんなに伝わっちゃって、それがいいんですよね、恥でもなんでもない」

 会長:「当たり前だよ、さらけ出す、見栄をはる必要ない、その素的さ、それが自然会だ」

 Rちゃん:「私が悪かったから、浮気をさせた、私が悪かった」

 会長:「お互いにごめんなだよな、そこにドラマがある」

 会長:「人間ってのは、死にかかった人もいるけど、でも今生きている、こういう席にも来ている。それは何なのか。何か人にものを喋る時に、夫や妻になり、親になり、祖父母になって初めて人生って語れると思うんだよ、全く一人だと、理屈でしか喋れない。
  ここに来てる人みてよ、このバカオカアとバカオヤジ(笑)、一緒に居るじゃん。蕎麦屋夫婦もそうだよ、あいつらいつも喧嘩してるけど、ここにきたら文句言い合いながらも、結構仲いいじゃん。彼のとこもそう、最初から本当に愛していたら嫁女が病気になったりしない、けど今では病気になる前より深くがっちり結びついている。何なんだ、人間生きているってことは。いくら理屈言っても駄目、たった一人の嫁も幸せに出来ない奴は駄目。ワシは一切認めない。たった一人の人も幸せにできない人間が誰を幸せに出来るのか。
 (現在お祓い中の独身男性に)やっぱ惚れた女がいなきゃな。子供なんて夫婦があって生まれてくるんだから、一番大事なものはパートナー」

……………

 「文化っていうのはね、他愛もないところにあるんですよ、組織も沢山あるけど、本当の文化っていうのは、他愛もないところにある。そしてすごい力を持ってる、本当は。それを勉強して欲しい。バカだな、こいつら、ナアナアで喋ってしょうもない、って思ったらダメ。ここに原点があるんですよ」



←前月の東京月例会報告
←前号の京・このごろ会通信
目次に戻る
このページの最初に戻る
次月の東京月例会報告→
次号の京・このごろ会通信→