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                         七つの奥義

                                  平成22年5月2日  目次に戻る

  「自分が出来ないと想ったら出来ない、何とかしてあげたいなって想う人がいたら、どこが痛いの?あ、ここ?ここなの、ってほんの何秒か触るだけ。治してあげるという気持ちじゃなくね。人には依存心があるし、警戒するから。感謝はされないよ。ちょっと肩が凝ったとか胃が痛いとか、根本的には治せなくても"今日は気持ち良くなった"ってことが誰にでも出来る方法」とお教え下さった後、会長はこんな話を。

 「今日は七つの奥義を皆に伝授しよう。この七つが出来る人はとんでもなく凄い。
  第一条は、好き嫌いって人間にあるんです。みんなを好きになれる人は嘘です。金子みすゞの言っているのは嘘。みすゞ自身が言ってる、なれない、だからそういう人に私はなりたい。"雨ニモマケズ"もそう、私は出来ませんと言ってる。そこに立つことが第一条、何の力もないって思えたらOK。してやろう、してやれるって思った時点でダメ。自分は何でもない、自分をゼロにする、自分は下らない。なんぼのもんやと思った時点でパワーが来ない。(天の)パワーを貰う条件の話、奥義の第一条。

  第二条も無。第一条は自分の無、次は相手の無。例えばあなたに悩みがある。僕はあなたも無になりなさいと言う。"有"から病気になるのだから。それを説教する為には自分が無にならなきゃいけない。無無、無が二つだから無二の親友になる。
  次は地域、無無皆、寄り合いを含めて。まず家族が最初、それが深まって無になれる。1が出来ていないと2が出来ない。地域と親族を大事にする、これが出来たら素晴らしい、いくら超能力だの何とか教だの言っても、出来てないのが殆ど。まず1、2をみんなやろうよ。

  この会でもちょっと何か言われると来なくなっちゃう人がどれだけいることか。でも叩かれてナンボ。命って字は屋根の下で叩く、反省させるって意味。家の中で守る愛、それがあるからこそ生きられる、命の意味。それが出来ていないと、親が子を殺し、子が親を殺す。毎日ニュースでやってる。

  第三条、これは簡単なこと。想うってこと。明日会えないかも知れない、悩みとか詳しくは聞けない、一期一会だから。今も全国を旅してて、その中で今日出会った人を想う。知るかって言ったら終わり、それは想っていない。ふっと投げかける。それは同化すること。その人は素的になると想う。
  上からみたらダメ、同じ目線でもダメ。一つ息をして、ふっと手を出す。それ、やってくれる? 目の見えない人が見えるようになるとか、そういう話とは違う。まずほぐれる。ここまでは3段階。同化。どうかな?たった一つの指で触れただけでも同化する。それは人間の気、愛。是非無駄だと思わず、接した人を幸せにしよう。
  人と会うことが素晴らしい。どんな人であれ勉強になる。コミュニケーションとらなきゃ勉強にならない。論理はいらない。グッと来るかどうか。それが自然会。

  第四条、慈愛。各段階で無無は触る、さする、想う、次は慈しみの気持ち。その人なりの遣り方で四つ目に行けばいい。簡単なことなんだけど、ものすごく難しい。人間には自我愛がある。こんな奴にって思ってしまったら、もうダメ……今回はここまで。時間も無くなって来たし、続きは次に」

……………

 「あなたの寿命二年くらい縮まるかも知れないけど、いいの?」「僕はいいですよ、あいつより大分長く生きているし。ぜんぜんいいです」一番下の年若い弟さんのお祓いを希望される方との会話です。

  会長は「これは重たいことだよ、愛なんだよ、任せろ。寿命は変えられないし、分からない。そこまでをどう生きて、どう往くか。医学ではダメなだけで、本人にワシと出会う運命、出会う仕組みがあっただけ、としか考えられない。
  こっちの嫁の時も、こっちのお袋さんの時も、家族が必死だったよ、生かせるために。それを奇蹟って言ったらおかしい、やったことの結果。本当に愛してる人をお祓いするのに、チャチャチャとは出来ない。これだけは。
  兄弟として生きてきて、今迄なんで分かって上げなかったのか。面倒なことを押し付け押し付け、自分のことばっかりやってた。今のはその懺悔の涙でしょ。ワシ慰めるの大嫌い。甘やかしっこしたらダメ、人にも自分にも。この会が慰める会なら、ここに入りきらないほど大人数になっちゃう。 ただ今後一つだけ、留年だけはするなよな、何があっても。自然会なんて月に一度しかないんだから」





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