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●京・このごろ会通信


                   縁とは必然の出逢いから

                                     平成20年5月21日目次に戻る

  それでは、5月例会で新たに結ばれた『縁』のお話しをさせていただきます。
  会長は当日例会場に入ってから、何度も携帯電話で誰かと話されていました。「実は皆さん今日これからね、子どものころ私のお祓いを受けて元気になったTちゃんと言う女性が来ます。」といつも以上にご機嫌の笑顔で話されていました。
  しばらくして会長を訪ねて来られたこの方は、「ただ東先生に逢いたくて」と大阪よりの来訪でした。現在23歳の美しい女性で、会長によれば「幼い頃より可愛くてね、息子の初恋の相手・・・振られちゃったんだけど(笑)!」と話されていました。
  久しぶりの再会に会長も喜んでおられ、懐かしい話に花が咲いていました。会長が「それではゲストのTちゃん、今日の集まりに何か話してくれ」と彼女にマイクをまわされました。それがきっかけで、彼女自身の胸中の想いが堰を切ったように溢れ出したようです。彼女が歩んだ壮絶な体験を正直にすべて語ってくれました。

    会長との出会いは父親が『YOU』を知り、無理に押しかけたのだと言います。当時の自分は病魔に冒され何時治るかも知れぬ状態であり、娘を助けたい一心で、自分を会長の活動場所(全国各地)に連れていってくれたのは父であったそうです。又、幼い自分は痛いことをする(お祓い)は怖かったが、そのお陰で回復でき現在があると会長に感謝されていました。
  当時の父親はバブルの勢いから金満で横柄であり、会長からは「彼(父親)には嘘がありました。その行為を厳しく叱って、一度破門にもしたんですよ」と話しがありました。

  会長と疎遠になってのち、父親は事業に失敗し家を出たそうです。両親は離婚し、高校を中退した彼女が家族を支えることになったといいます。彼女の口からは「ともかく早くお金が必要で、夜の仕事(水商売)を始めると、父親は働かずただお金だけを欲しがった。それで、当時は店から前借し渡しました。」との言葉。又、妹や弟の面倒まで背負っての生活に、十代の自分が何故・・・との想いから、悪い道にも進みかけたと涙ながらに語ってくれました。彼女は言っていました「辛くなった時や何か自分を見失いかけた時は、会長を思い出したから多くを乗り越えられました。今年の目標は大検に挑戦して、将来は人の為に役立つ看護の仕事に就きたい」と夢を語ってくれました。
  例会出席者の誰もが、彼女の話しに心を締め付けられる気持ちになりました。隣の席から会長が彼女を見つめる姿には、「この子は、真実の愛を知っています。だからどんな状況になっても大丈夫ですよ!」と心で語られているように想いました。

  今回の例会には彼女の(虐められた過去・歩んだ道・友達などとの接し方)話を必要とする少女が参加していました。大人(親の世代)では解決の出来ない、自分に近い心のある先輩の助言を求めていたようでした。彼女は言いました、「まるで昔の私を見ているようで心配だわ、わたしでよければ・・・」初めての出会いを出逢いに変える『縁』が結ばれたようです。二人はメールアドレスの交換をしていました。少女のご両親が言いました、「会長、こんな事があるのですね、何故今日娘がこの会に参加したのかわかりました。親だけではダメで、本当に嬉しく感謝します。」
  会長からは、「あなたの娘が、Tちゃんを呼んだのかもしれないね! 全てが必然ですよ!」と出逢いの『縁』を諭されました。





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