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平成25年8月4日(日)  目次に戻る

  この夏は異例の猛暑が続いています。皆さんも熱中症にお気をつけくださいね。
 今回はちょっと趣向を変えて、会長と会員の対話形式でご覧いただきます。

 水野さん「いま、会長の『CHANCE』を読み返しているんですけど、すごくピンとくる言葉が多くて、例えば、自分を小さくして相手を大きくするってすごい大事なことですね。愛のエネルギーというか。どうしても自分の我がでて、自分のアピールがしたくなる。自分を小さくするということは、できるようでいてすごい努力がいりますね。喋るのを少なくするとか、よく人の話を聞くとかいろいろあるかと思うんですが、コツは何でしょうか」
 会長「それは簡単なんですよ。たとえば、饅頭3つ食べれば満足だよね。そしたら人に100個あげればいいんです。自分はたった3個なんだから、それが小さくするってことなんです。自分が3個食べておいて、人のことは知らんと言うのでは小さくなっていない。3個食べたかったら人に10個あげれば自分は小さくなる。3個食べているんだから自分も満足して人も満足する。それがコツだね」

 水野さん「食べたいものを人にたくさんあげる」
 会長「自分の何倍もあげておけば誰にも文句は言われないですよ」
 岩本さん「100万円もらって、人に1000万円ずつ渡すとか」
 会長「100万円貰うためには1000万円がないと。それを独り占めするのではなく900万円あげとけば、自分は100万円でも満足なんだから。自分の分を削るのではなくて他を大きくしちゃえばいい。コツはそれだよ」

 水野さん「今みたいに物に例えるとわかりやすいですね。物でなくても、そんな気持ちを持っていればいいんですね」
 会長「それが思いやりでしょ。大したことしていないのに、何かしてもらうと嬉しいじゃないですか。その人だって忙しいのに、自分のためにいろいろ気を配ってくれたり、電話をくれたり、来てくれたり、何のお返しもできないのにって言ったら大きいじゃないですか。銭を使わなくてもそれがボランティアなんですよ」

 会長「別の言い方をすれば与えて取る。ギブアンドテイクのギブアンドではなくて、ギブアフターテイク。おこぼれを貰う。誰も文句を言わない。くれくれだけではダメだね。テイクテイクテイクになってしまう」
 三谷さん「それが愛」
 会長「愛(ラブ)というよりライクだね。愛って言うと男と女の関係も含めてってことになるけど、ライクは人が好きということ。この人を何とかしてあげたい。でも余計なお節介はしちゃいけない。その人の邪魔にならない、その人の喜ぶ範囲でやればいい。それ以上やったら、何か魂胆があると警戒されるから」
 水野さん「もちろん見返りは求めないで、さりげない範囲でってことですね」
 会長「求めているのよ、本当はね。返ってこなくてもいいけど、返ってきたら嬉しいなくらいは思ってもいい」

 三谷さん「やったことは、その人から返ってこなくても他から返ってくる」
 会長「そう、見ず知らずの人に何かされたら、こちらからは何もした覚えがないのにものすごい親切受けたら『感謝』だよね。そうすると、感謝するようなことを私はしたかしらって『反省』しなくちゃいかん。反省して、ああいう『尊敬』されるような人に僕もならなきゃいかんと思う。人を見たら何かしてあげなきゃいけないって思う。どこから先でもいいんだよ」
 岩本さん「感謝と反省と尊敬ですね」
 会長「そう。この三つが大事。どれが上っていうんじゃなくてトライアングルになっている」
 水野さん「身に覚えがなくても親切にされたら、何か繋がって」
 会長「身に覚えがなくてもやられたらね、尊敬から始まるの。どうしてそんなことができるんだろうって」
 水野さん「やったことと思ったことってあるじゃないですか。どっちも同じ度合いになるんですか」
 会長「思うだけじゃダメ」
 三谷さん「行動に移さなくちゃね」
 会長「やった分だけ良きも悪しきもその通り返ってくる。悪いこともいいこともやったぶんだけ返ってくる。余分なものは返ってこない。それこそ尊敬に値するものは、前世でよっぽど積んでるんです。預金が引き落とされてるって感じかな。ラッキーな人っていっぱいいるじゃない。生まれてから全然お金の苦労してないとか。家族に恵まれているとか。前世でよっぽど苦労して積んできてるからでしょ、預金貯めてたから今の幸せがある」

 宴はたけなわですが、充実した時間は経つのが速い。真夏の夜の夢のようにあっという間に過ぎてしまった自然会の一夜でした。







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