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●東京月例会報告レポート


                         ずっと一緒に

                                  平成22年4月4日  目次に戻る

  東京の桜はおりしも満開、神田川沿いの桜並木をゆっくり鑑でながら、いつものお店に。会長が若かりし頃出演した映画を観たことがご縁で、初めて例会に参加して下さった方もいて、映画や会長がかつて接した、かの大スターの話などで盛り上がりました。是非一端でもご紹介したいのですが、スペースの関係もありますので、皆さん直接会長に会った時にでも、聞いて下さいね。今回の報告では、既に度々登場してくれている、あの、ご夫妻のスピーチに耳を傾けてみましょう。

御主人 「小さいうちからやんちゃして、自分の人生30年だと思い、50のビジョンは無かった。実際50歳を迎えた時に思ったのは、あ、生かされているんだなってこと。悪いことばっかりやってたからね、自分は。父親になりたいって願望は無かった。今三児の父なんですけど、みんな女の子ばっかりで、それも天が定めたこと。
  でも僕はカミさんに感謝。勿論産んでくれた親にも感謝。生きてて良かったな、生かされてて良かったなと実感してる。人生50年も生きてりゃいいかなって思ってたけど、最近更に欲が出て、早く孫の顔が見てみたい。親の思う通りには子供は育たなくて、それが当たり前なんですけど、そうは言っても思う通りに育てたいのが親心で。
  別に恨みもないけど、母親に虐待されたから、虐待された子の気持がすごく良く分かる。でも僕は親に感謝。お袋がいなかったらこんな素的なカミさんとも出会えなかったし、父親になるって気持ち、1%も無かった。何故かというと、虐待されて育つと、親になった時、子を虐待する。確かに長女は結構叩いた時期がありました。自分自身そんなこと求めていないのに、イライラすると条件反射みたいに手が出てる。眼に入れても痛くない位、かわいい長女、それなのに、乳飲み児に手を出す父親なんて最低ですよ、本当最低。今だに長女にごめんね、ごめんね、って気持ちがある。
  かわいい、かわいい、本当にかわいい娘達三人、目の中に入れても痛くないもん。じゃ実際、毎日の自分の行動はカミサンに世話やかせて、呆れられて、でもパパは素的よってカミさんが言ってくれる、そんな今日このごろです」

奥様 「私たちって本当に出来の悪い夫婦、出来の悪い親だったな、今から振り返るとそう思う。けど一生懸命だったなーって。
  結婚した当時、うちのパパは仕事もしてなかったし、子供がお腹にいるのに欝やってたから、先の不安が物凄くあって、色々探しては宗教ではないんですけど、二人でセミナーとか行ったりして。自分でも抜け出したい、私も早く出して上げたいと一生懸命もがいていた、きっと。結婚したばっかりで本人同士がこんな苦しんでいて、幸せだなって思う結婚をしてなくてどうするんだろうと…。
  そんな時、パパが本屋で会長の本を見つけて、立ち読みだったんですけど。

  長女は初めての子で、すごい癇の強い子だったんですよね。私達夫婦を試そうとしてそういう癇の強い子が生まれて来たのかな。夜は寝ないし、パパは仕事してないし、子供が泣いていてもシランプリするし、お互いイライラし始めて。あまりに寝ないので、いい加減ねろーってお尻を叩いたりしたこともあった。お互いにバカ親でバカ夫婦なんだけど、あの当時は凄い一生懸命やってきたなーって。
  二人とも50になって、これからどう生きるのか、夫婦として。去年は病気して、お陰様で回復して、これからどういう風になっていくのか、が課題。お互いいてくれて当然と思えるような、いなくちゃダメな人と思えるような夫婦になりたいんですけど、今の状態ではそうだよ、私たちいい夫婦だよねって言える状態ではないんですよね。
  でも年中喧嘩はしていて、これから先も何かあれば一生懸命、お互いが本音でぶつかりあえるから大丈夫だなって気持はあります。私も気を遣わないで言いたいことは言わせてもらっているので、がんばってヨロシクお願いします。この先ずっと死ぬまで一緒にいましょう、そんな感じ、しょうがないでしょうもう、今更!」

御主人 「碌でもない亭主だってことを100%言ってるわけよ、ずっと」

奥様 「そうですよ」(笑)

会長 「カミさんっていうより、保護者。こいつの面倒みれるのはここまで来たら私しかいないって言ってるんだよ」

御主人 「そりゃ、そうだ」

会長 「おまんが言うことじゃないダロ!」(一同:爆笑!)

…スピーチはどんどん進み…満開の桜に祝福されるかのように始まったこの日の宴は、終宴となりました。





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