「愛ある故に」発売!
平成17年9月25日 目次に戻る
今月は拉致被害者帰還応援歌として、10月15日発売されたばかりのCD「愛ある故に」について、東会長のスピーチから始まりました。
「10月15日は五人の帰国者が帰ってから三周年なんです。
あれから三年、あと百人以上も拉致された人が居るというのに、
交渉はちっとも進展していない。
私の※親父もね、シベリアに拉致された。
捕虜になったんじゃありません、拉致ですよ、あれは。
戦争は終わってるのに、なんでロシアが勝手に連れていくんですか。
この曲は元々親父への思慕の念で書いた。
同じです。拉致ということに於いて。
何も進展してないのにマスコミも世間も、
どんどん別の話題に関心がいってしまう。
他人事だから、自分の家族じゃないからです。
もし自分の家族だったら冗談じゃない、
政府なんか待ってられるかってなりますよ。
横田滋さんのちょっと吃音(どもり)ながら、でも一生懸命喋る、
あれを聞いているといたたまれない。
自分の息子だったら、娘だったらと思うとじっとしていられない。
|
それで少しでもお役に立ちたいと思って
CDを自主制作という形で出した。
この唄を歌いたいという歌手が どんどん名乗りを上げてくれて、
色んな人が歌ってくれたら嬉しい。
唄を通じて、国民全体が心を一つにして叫ぶ、
皆がこの唄を唄って盛り上げて欲しい。
これは国民の熱ですよ。
国民全体がわーっといかない限り、
向こうは下りてきませんね。
皆さん、協力をお願いします」
| |
|
※近衛文隆氏
近衛文麿元首相の長男。終戦と共にシベリアに抑留され昭和三 十一年、帰国直前に謎の死を遂げた。
|
………………
さて、お次は算数?の話題。
「どちらかが病気をしている夫婦に話を聞くと、
家族旅行ではない、夫婦二人だけの旅行をして来なかった人が本当に多い。
そういうことしていれば病気にはならない。
1回10万費かるとして年2回行って、20年で400万円でしょう。
夫婦旅行に400万使うか、病院に治療代で使うかって云ったら、
いい思いして楽しんで、美味しいもの食べた方が良いに決まってる。
子育ては夫婦二人でするもの。嫁に任せっきりにするものではない。
だからお互いに感謝しあうものなのに、
旅行もしないなんて、ケチだよねー。
あと貧乏人は家が狭いから必然的にコミュニケーションがあるけど、
金持ちは広い家に住んでいるから、同じ屋根の下に住んでいても、
親子で2年も口利いてないとか、そんなじゃ病気にもなるよ」
末期の肺がんと病院で診断された女性が、現在お祓いに来られているのですが、四回目まで御主人の付き添いが無かった事について、
「嫁がどっかに出掛けて帰るたび、どんどん元気になる。
それを見てなのか、四回目に御主人がやっと来てくれた。
でも生きるか死ぬかって時だよ、
そんな時に嫁がお祓いや話を聞きに行ったりしているのに、
勝手に行って来いじゃ、治るわけが無い。
お祓いが信じられないからじゃない、
そんなの来れば一目瞭然なんだから、
自分の目で見極めに来ればいいではないか。
|
四回目五回目は御主人の付き添いもあって、
益々元気になって見違えるようだ。
祓った回数の事を言っているんじゃない。
(良くも悪くも)原因が家族にあるんだ」
当のご本人曰く「喜んでくれる夫がいて嬉しい。
…それから行ける時に草津温泉に行ってみたい。
今まで一度も二人で旅行した事が無かったから」
|
|
「それはいい、2泊3日くらいで是非、行っていらっしゃい」
ということで前述した400万円の計算の話になったわけです。東会長はあらゆる講演会などで夫婦旅行のことは必ずおっしゃっています。まだの方は早速行かれてみては?
………………
月例会も回を重ね、その都度、話題も様々なのですが、表現こそ違え、東会長はほぼ同じ内容のことを毎回一度は語っていらっしゃいます。
「汗水たらして一生懸命働いても、
それが自分の、自分達だけの為であったなら、
いずれ病気にも繋がるし、家庭崩壊にも繋がる。
健康の為にあれこれやったり、自分を高める為の勉強だとか、
皆同じ、自我欲です。
そうではなくて、どうしたら世の為人の為に役に立てる人間になれるのかという欲、
その為の学びは自我欲ではない。大欲です。
世の中で尊敬されている人、
例えば、金メダルを獲るような人でも、
それと人格は関係ない。
何百億も儲けても中身の無い人っていますね。
最後はどうなるのか、見ててごらんなさい。
大企業の経営者で英雄みたいに言われても、
最後は無一文になって借金を国民に払っても
らったんじゃ、本当の実力者とは云えませんね。
東大や京大を出ても何を勉強してきたのか。
頭ばかりでハートを勉強してないから、こんな世の中になってしまった。
これからはこういう(月例会のような)勉強が必要なんです。
子供達に何が大事かってことを教えて欲しい、教えられる人になって欲しい」
|