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●―終わりと始まり―

                                     平成27年10月3日目次に戻る

 すべての始まりは、『実践超能力! YOU』という一冊の本の誕生にありました。
 本に感動、共感した人々が会長のもとに集まって「自然会」の例会が始まったのは、いまから、約30年近くも前のこと。多くの出会いがありました。
 そして、今宵、ついに東京例会の最終回を迎える。なかなか感慨深いものがあります。

 会場の甲州屋さんにはいつものメンバーと、お久しぶりのメンバーが集いました。
 これが最後の東京例会なので、しんみりとした会に……なるわけがありません。自然会だもの。飛び交うのは、しょうもない冗談ばかり。でも、締めるところは、きっちり締める。それが自然会。会員さんによる、夫婦や親子などの家族に関する真摯で迫力のあるスピーチが繰り広げられました。

 会長「物事には始まりがあり、終わりがある。でも、オイラがいなくなっても、この会は続けて欲しい。自然会のように、利害関係のない人たちが何気なく集まってダジャレを言ったりしながら、近況報告をする。こういう会はほかにないですから。
 始まって終わると言うけれど、終わりは実は始まりなんで、次に向かって行くんです。人は死ぬというと何か悲壮感を感じるけど、全然違う。次に行くのは、僕はフランスって決まっているんですが、皆行くところは違います。
 白人、黄色人種、黒人、全部経験しますから。だから差別がなくなっていくんです。すでに国際結婚も増えてきているでしょう。国際結婚とは、同じ地球人同士の結婚で、みんな兄弟ということですよ。だから、戦争しちゃいけない。家族を殺すのと同じだから。
 でも、今地球そのものが破壊されています。家族で殺し合い、道を歩いていても殺され、テロは起こる。地震は来る。雨風がくれば家は崩壊する。
 じゃ、今から皆さんがどうやって生きていくべきかというと、一番大事なのは家族です。これさえきっちり守っておけば災難にも遭わない。当たり前ですよ。そうしないと天罰をくらう訳だから。家が崩壊したり火事に遭うのも、生き様の中から起こった結果なんです。だから家族を一番大切にしなければならない」

 始まりがあって終わりがある。そして、終わりがあるから始まりがある。
 自然会は終了しましたが、東京例会は新たに「音羽会」として生まれ変わります。
 長い間、この会報をご愛読いただきありがとうございました。では!




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