たった一行だけの本
平成18年9月24日
「医学も含めて様々な健康法やら何やらっていうのは、みんな対処療法です。全部病気は精神から来ている。心から来ているんです」と、東会長が皆さんの関心高く、質問相次ぐお祓いや健康について、色いろと答えて下さいました。
「医学でも最近では暗示療法みたいなのも取り入れていて、笑う門には福来る、笑ってる人には病人が少ないからって、患者さんに落語を聞かせる。これが対処療法なんです。心の底から湧きあがる笑いではない。その面白い落語が終わったら終わる。その時だけ。
精神、心の問題は何も解消していない。根っこが全然治っていないんです。
折角良くなってもすぐ再発してしまうし、お医者さんが儲かるだけです」
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「こういう力を欲しがる人は沢山来ますよ。自分もお祓いが出来るようになりたいってね。でも命あってのモノだねだから止めておきなさい、って僕は言うんです。
人の病気を貰うのだから、どれだけ身を削られ、どれだけ自分で消化せねばならないか、宗教っぱくなるのが嫌だから、笑って冗談言い乍らやってますけどね。
電気で言うと20000ボルトくらいが一瞬で下りて来る、そのアンテナになっているだけです。一瞬で放電して、毛細血管の中で悪血だけ浮き上がらせる。
医者もあと何十年かすれば分かるんでしょう。
だんだん解明されますよ。ちょっと遅れているだけです。
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宝力(天啓)は心技体が備わっていないと、迂闊にもらうと大変な事になるんです。
それまで極普通の人だったのに、或る日突然偉くなっちゃうんですから。
もちろん人間的にもちゃんと勉強して受け入れるところまで来ているからこそ、下ろしてあげられるし、また下りるんですけどね。
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しばらくの間はいい。でも先生先生って持ち上げられているうちに天狗になっちゃって、欲が出て悪用し出す。それで破門になった人がどれだけ居るか。
愛を履き違えちゃって人の嫁ハンまで取っちゃって、あっという間にハーレムになっってしまう。家庭も顧みなくなって、一家離散ですよ。
人から尊敬されたいとか、金儲けしたいとか、そんなことでは人様に捧げる、愛という形では到底出来ない。終いにはボロボロになって自滅します」
…………
「僕は宗教嫌い。だから神主でもあるのに宗教色を一切出していないでしょう?
宗教哲学ってのは人道学です。人の道。
そんなものわざわざ学問で学ばなくても、生きていたらみんな学んでいる事なんです。
でも人は心に不安があるから、何かに縋ろうとする。
いわゆる依存心です。お助けください、お助け下さいって、縋ってくるんだから、いい商売になるんですよ。商売なんです。
宗教が悪いんじゃない宗教家が悪いんだ。
もうちょっといい宗教家が出てくれば、世の中救えるのにって思う。
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まず中近東の狭い地域にユダヤ教だ、キリスト教だ、イスラム教だって混在していて、年中ケンカしている。ケンカだけならまだいいが、殺し合いをしている。
宗教の原点とは一体何なんだ、人を愛すること、扶けることではないのか」
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……………
「結局、感謝なんです。そうだ! 感謝って一行だけ書いてあって後は白紙の本なんてどう? ま、それは冗談ですけど(笑)
感謝って言葉一つだけ覚えておけば、身に付いていれば、警察は要らない、テポドンも要らない、何も要らないですよ」
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