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●東京月例会報告レポート


                    友あり、遠方より来たる

                                   平成19年3月18日  目次に戻る

  「会いたいな〜と思うと近いね、東京と宮崎も」と、会長は例会を訪れて下さった、宮崎の水産会社の社長さんを歓迎され、再会を喜び合っておられました。島原復興支援を始めて以降、宮崎のお仲間と共に、会長を支え続けて下さっている方で、自然会では「虎さん」の愛称で親しまれています。お話を紹介しましょう。

会長











虎さん






会長

虎さん



会長



虎さん





会長



虎さん





会長







虎さん

会長




会長

「もう20年も前になるかな、虎さんが始めて宮崎例会に嫁さんと来た時の事は忘れもしない。珍しく早く行って坐っていたら、なんやなんや一万円!高い!っていきなり聞こえて来て、私にも高いと思わない?って言うんだよ(笑)人の話聞くだけで一万円!どんなじゃ!って威張ってる(笑)
  うちの嫁さんがあっちゃこっちゃの何とか教とか、宗教にカブレちゃって、しばらくはやらしてやるけど、何もいいもん持って帰ってこないから、オレは全部潰した。乗り込んで行って、その教祖をやっつけてやるんだって言うから、おれも今日やられるのかと思って、これは難儀だなあと(笑)
  そのうち酒が出て、おっ、酒が飲めるならちょっと元が取れるかな、料理が出るのか、これなら大分元がとれるかなって(笑)で始まるまで私が東隆明がだって気付かなかった。あまりに貧相で(笑)」

「嫁さんがですよ、色んな宗教が好きで、行くとですよ、私も嫁さん愛しちょるもんで、やっぱ三、四回目には私も行かないかんと思って、出て行って、ここやめろって全部足引っ張って来よったとですよ。嫁さんが舅の事とかで悩んだりしていたもので、そんな所へ行きよったとですよ。で今度は自然会に行きましょうって、この時は私、一回目で行きました。第一印象は…多分この人かな?と思ったけど、ちょっと汚れちょるなーって(笑)」

「着たきり雀みたいだったもんね(笑)」

「じゃあ始めようか、って言うもんで、最初説法みたいのがあるのかと思って、自分も正座して、そしたらビールの栓がポンポンポンって、なんやろーこれはって思って(笑)」

「虎さんには悩みなんて全然無いけど、嫁さんにはメチャメチャあった。さあ、そこから反省が始まった。鬼の目に涙でその日の内に正座して嫁さんに謝っていたよ。40人も居る中で。きっかけは何だったのか本人も分からない」

「色々他の人のスピーチを聞く中で、自分の考えが有りますわ、こうすればいいんだがなってのが有るんですわ。そしたら会長が喋る。へっ、こういう考えもあっとか、自分の考えと会長の考えを比較したら、こっちのが大事だ、自分の考えと全然違う、でもこっちの解決策の方が早い、ずーっとそういう感じで、おっ、これは(今迄行った所とは)違うばいって感じましたな」

「私が何か特別な事を言ったからじゃなくて、40人の人たちの何とも言えない苦労話だったり、何とかここを糸口にして脱却したいって話が続く。そんな中で今日は参ったって。コミュニケーションの力なんですよ。だから」

「そうです。そうです。自分じゃ正しいと思うちょりますもんで、したい放題してましたから。でも色んな話を聞く中で、オリャ間違っとったわ、自分勝手じゃったわーっと。
  おかしなもんでポロポロ涙が出始める。ほいで何を言うたかわからんような喋り方しましたね。まあそれくらい嫁さんに謝ったって感じですよね。そういう中でなんか洗い流されたって感じ」

「閉鎖的で男尊女卑の極めつけという宮崎で、女房は三歩下がって三つ指つけっていう人だったのが、急にりつこさんって言い出した。コラッって言ってたんだよ。女房は女中、浮気は甲斐性のうち、って威張ってたのに、その日を境に全部やめた。地元でも鬼の虎で有名だったのに、仏の虎に変わっちゃった。
  虎さんに限らず皆変わるんだよね、本当に変わっていく。慰め合いっこしている会じゃないからね。ただ凄い時間の短縮があって、おそらく今ごろ気付いたかも知れない事を20年前に気付いたって事ですよ」

「本当に得したなあって思いますね」

「自分だけの事じゃないもんね。自分が素的になるって事は人も素的にしてあげられる人間だって事だからね。テメエの事しか考えないで、やっと気付いても、その20年間、いっぱい人を犠牲にしてきたって事だもんね。それが変わる。変わるっていうより進歩するんだね」

「こないだカミさんと一緒に宮崎に行ったのね、そしたら皆、集まってくれて、5年ぶり位なのに全然距離感を感じない。時間を感じない。懐かしいっていう感じもない。いつも繋がっているから。同志、というか同意者、同じ思いを持っている。だから金に困ったら何に使うかも聞かずに貸してくれる。いくら、としか聞かない。
  親子でもそうでしょ、何に使うのって言うのは子供を信用してない。使い途によっては出さない。自分の育てた子だよ、信用してなきゃおかしい。子供を疑うって事は自分を疑ってるんだ。ロクな育て方してないからそうなる。


  だけどヘタな金を使うとダメな場合もある。だからそんなのが寄り付かないようにすればいい。そんなのにタカられるようじゃダメです。
  本当に困って、本当に役に立つ、本当に生きるお金であれば、貸さなきゃ損だ。有形無形で必ず返ってくる、自分が死んでも子や孫に返る、大きな投資です」

会長

「その例会の翌月が合宿で、全国から一旦東京に集合するっていう前日、虎さんが来て、当時東京にいた娘さんに会いに行った。口も利いたことのない娘に。
  そんな事は知らずに合宿に行ったんだけど、後で娘さんから手紙が来た。まだ見ぬ私に、長い手紙が、"お父さんを変えてくれてありがとう"って。これは泣いたね。今だに取ってありますよ。愛しているんだよ、コミュニケーションが取れてなかっただけで。
  お父さんが来て、一緒に竹下通りを歩いて、デートみたいな形の中でTシャツ買ってくれた、それが嬉しくて、なんでお父さんはこんなに変わったんでしょうかって、過去の話まで綿々と書いてあって、完全に父親不信、男なんてロクなもんじゃないって思っていたけど、最終的には私はお父さんの娘で良かったって。会ってから一、二ヵ月で娘まで雪解け。
  子供は親を見捨てないですよ。宮崎嫌いって言ってた娘が、今では帰って虎さんの会社で経理やって、子供ももうけて、息子が跡を継いで、もう虎さんはいつ死んでもいいわけよ。これが本当の財産、金をいくら残しても家族の心がバラバラじゃ、しょうがない」


      
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