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●東京月例会報告レポート

愛って何?
平成17年11月27日

拉致被害者帰還応援歌「愛ある故に」に発売の際、ご紹介した劇団四季のミュージカル「異国の丘」を先ごろ皆さんで見にいかれたそうで、口々に感想を語られていました。この物語は終戦直前シベリアに拉致され、かの地で亡くなった東会長のお父上、近衛文隆氏をモデルにした「夢顔さんによろしく」西木正明著、文藝春秋社を原作に、浅利慶太演出で舞台化、12月4日まで浜松町、四季劇場で上演されていたものです。

「本当に今の拉致問題と全く同じ、許し難い。こんな事が堂々とまかり通っていたのか。それぞれがこの問題をもっと考えるべきだ」

「素晴らしい舞台だった。まるでボチさん(近衛文隆氏の愛称)が主役の俳優さんにのりうつっているかのようだった」

「いかに戦争が悲惨か、いかに犠牲になった人が多いか、
いかにいまの幸せがそういう人達の犠牲の上にたっているのか。
若い人達はよく知らないのでしっかり伝えていかなければいけない」など。

東会長はこう言葉を添えられました。
「国の為、家族の為、犠牲になって闘い、戦後は必死で復興の為に働いた世代があった。皆、子供たちだけは不自由な思いをさせまい、二度と戦争を起こすまい、そして何事も押し付けないようにと願い、育てた。
その結果、皮肉にも孫の世代となった現代、親にむかって「うぜぇ」「うるっせえ」などと言う子供たちが育ち、親子で殺しあいをするようなニュースが日常茶飯事の世の中になってしまった。

そんな時代にあっても、劇団四季の戦争三部作のような作品を若い人達に分かり易い形で見せていくことは大事だ。戦争の悲惨さ、人の大事さ、愛の深さってものを伝えていく。そういう地道な運動が、ボランティアが増やすといった結果に繋がる。ボランティアはこの十年、急速にネットワーク化され、今では国よりも対応が早い。

時々「オッチャン、愛って何なの?」と聞かれてはっとする。
家庭にそう実感するものがないから、言葉では知っていても、
わからないのだろう。
そんな子たちばっかりだったら、老後のナントカ年金の心配なんて
要らないですよ。
その前に地球は滅んでしまう。
「愛って人を思う気持ちの事でしょ」って素直に言える子、
そんな次代を担ってくれる宝を育てなきゃいけない。
それには家庭が、親が大事だ」

…………

さて9月の報告でもご紹介した、末期の肺がんでお祓いに来ている女性に今月、東会長はこんな風に話されていました。

「病気というのは夫婦で半分ずつ作っている。
だからお祓いには夫婦二人で来なきゃダメなんだ。
途中から付き添ってくれるようになったが、
御主人の方はいまだ反省が出来ていない。
文句を言われるのが嫌だからなのか月例会にも来ない。
それでも徐々に分かってくれればいいが。

夫婦旅行には是非行きなさい、何をおいても行きなさいって言っているのに、
病気とは別のもんだと思っているのか、行っていない。
2泊3日くらいで行けば、二人だけでしか喋れないこととか一杯あって、
気づいたりすることが一杯あったりするんだ。
良くなる為に一番のコツを言ってるんだけどね。

お祓いは手品ではない。
反省が出来ているかどうかに、かかっているんだ」

…………

最後に今月、一同が心を澄ませて聴き入ったスピーチを紹介しましょう。

「"私の主人はなんでこの人なんだろう"と思ってた。
主人に対して感謝もあったが、言葉や態度に表すことは出来ていなかった。
月例会に来るようになって、自分が生まれて育って行く中でどういう風に考えてきたか、今すべきことはあるのかを考えてみて、気づいた。

二番目の子として生まれて、育っていく中で、自分の存在を主張したいがあまり、家庭でも仕事でも、人を認める事が出来ていなかった。
自分が嫌だなと思う考えを実は自分が主人にしていた。
"あなたのポジションは何なの?"と主人に聞いてしまったこともある。
そうではなくて私が人にポジションを与えていなかったんだ、と気づき大反省した。
私はとんでもないことを一人の人にしてきてしまった、
という深い反省が出来て初めて、普通の言葉がかけられた」

そしてこうもおっしゃるのです。
「月例会に来るたび、いつも宿題を出されているような気がしていた」

月例会のコミュニケーションの素晴らしさはやはり"体感してみるべきもの"なのでしょう。





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