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●東京月例会報告レポート

平成湯屋談義

平成18年3月26日

 

折りしも満開となった桜が微笑むように迎えてくれ、いつもの様に美味しい酒肴を頂きながらの語らいとなりました。今回の報告は会話形式でまとめてみました。

Aさん:





東会長:











Bさん:

鼻が悪くて呼吸法の道場に十年も通っていたのに、お祓いして貰ったら、たった一回ですよ。嚊(いびき)をかかなくなって家族はびっくりするやら喜ぶやら。
それから東京以外でもこういう会が出来るよう、がんばってみようと思う。
先生も色んな地方のお酒を飲んだ方がパワーが出るんじゃないかな?(笑)

出る出る(笑)
1991年以前は全国13ケ所でこんな会をやってたんですよ。皆、家族がハッピーに なって、これからはもっと世の為人の為に役に立てるようにって勉強していた。
そんな時に普賢岳が噴火して、もう勉強会より、実践でボランティアしましょうって普賢に行き始めた。そしたら十年間に何百人も居た会員さんが十人位に減ってしまった。結局皆対岸の火事、自分の家族だけがハッピーで終わってしまったんです。
それが去年からまた始めようかって事になって、今京都でも夫婦会というのが始まって、どんどん盛り上がって行きそうで楽しみです。
あ、Bさんがもう帰られる時間みたいだから、一言どうぞ。

先月、仲の良い夫婦は病気にならないって聞いてショックで…仲は良いつもりだったんだけど…反省しました。ここで色んな人の話を聞く事ができてすごく勉強になりました。

 

Bさんの奥様:こういう会に参加したことが無いので、何を言ったらいいのか…。
東会長:  ご主人の悪口は?(笑)
Bさん:  悪いところはありません(笑)
一同:   自分で言ってる〜!アヤシイアヤシイ(爆笑)

東会長:





Cさん:



東会長:





Dさん:





東会長:

奥様は今日始めて参加されたので、そのうち悪口も出ると思いますから(笑)
夫婦が思い切り言いたい事を言い合っていれば大病しない、単なる肩凝りだとか疲れだとか腰が痛いで済む。不満を内に溜め込むと癌になるんです。
Cさんは?最近はどうしていたの?

今年四年生になる孫が学校で悪くないのにひどく怒られて…。娘に相談されてもキリッと何か言ってやれるほどモノが分からない、こんな親で悪かったと…。

東会長:う〜ん、小学校4年から6年位って大事なんですよ。一番頭が柔らかいから良きも悪しきも親や先生の影響を強く受ける時期なんです。濡れ衣を着せられたりしたら一生トラウマになってしまいますよ。
先生の採用試験は頭脳だけ、人格テストがある訳じゃないですからね、先生が一人の人間として生徒にどう接するのかを学ばせる学校が必要ですね。

人の心を理解するのはとても難しい世界。でも相手ではなく、自分の心の有り様なのだと長年の教師生活で気付いたんです。それを後輩の教師に是非伝えたいし、この会で色いろ学んで活かしたいと思っています。
ところで劇団四季の「異国の丘」を見に行ったんです。すごく良かった。大和魂という言葉が浮かんできました。

シベリアに拉致されて、旧ソ連に協力すると約束すれば帰れた。皆そうして帰国したのに、親父※一人が絶対サインしない、最後には甘んじて毒の注射を打たれて殺されてしまう。家族が、祖国がある、それに恥じる事をして帰る位ならここで死んだ方がまし、絶対信念は曲げない…誇りですよね。
野球のWBCで日本人が身体の大きな外人相手に戦って、審判の誤審に遭っても、皆一丸となって一生懸命やって優勝した。それを普段野球なんて見ない、関心ない人までが夢中になって応援した。何でかって言ったら、誇りですよ。
皆一つの事で喜び、一つの事で悲しみ、応援して、それが自分の励みや勇気になり、生きて行く糧になっている。
家族はバラバラ、自分だけ良ければいいという物理社会をこの60年やってきて(大事なものを)取り戻そうとしている気配を感じるね。
勝つためには手段を選ばないではない、せこい事をして勝っても恥ずかしいんだ、これがフェア精神なんだって示した。その結果世界中が、負けたチーム迄が日本を褒めてくれた。共産主義のキューバですらですよ。戦争を無くすのはここからだ、爆弾を野球のボールやスケートに替えて、競争すれば良いんだって気付かせてくれた。そういう意味で選手全員、国民栄誉賞をあげたいくらいだ。



※近衛文隆氏、近衛文麿元首相の長男。劇団四季のミュージカル「異国の丘」のモデルとなった東会長の実父。終戦と同時にシベリアに抑留され昭和三十一年、帰国直前に謎の死を遂げた。  




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