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さて9月の報告でもご紹介した、末期の肺がんでお祓いに来ている女性に今月、東会長はこんな風に話されていました。
「病気というのは夫婦で半分ずつ作っている。
だからお祓いには夫婦二人で来なきゃダメなんだ。
途中から付き添ってくれるようになったが、
御主人の方はいまだ反省が出来ていない。
文句を言われるのが嫌だからなのか月例会にも来ない。
それでも徐々に分かってくれればいいが。
夫婦旅行には是非行きなさい、何をおいても行きなさいって言っているのに、
病気とは別のもんだと思っているのか、行っていない。
2泊3日くらいで行けば、二人だけでしか喋れないこととか一杯あって、
気づいたりすることが一杯あったりするんだ。
良くなる為に一番のコツを言ってるんだけどね。
お祓いは手品ではない。
反省が出来ているかどうかに、かかっているんだ」
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最後に今月、一同が心を澄ませて聴き入ったスピーチを紹介しましょう。
「"私の主人はなんでこの人なんだろう"と思ってた。
主人に対して感謝もあったが、言葉や態度に表すことは出来ていなかった。
月例会に来るようになって、自分が生まれて育って行く中でどういう風に考えてきたか、今すべきことはあるのかを考えてみて、気づいた。
二番目の子として生まれて、育っていく中で、自分の存在を主張したいがあまり、家庭でも仕事でも、人を認める事が出来ていなかった。
自分が嫌だなと思う考えを実は自分が主人にしていた。
"あなたのポジションは何なの?"と主人に聞いてしまったこともある。
そうではなくて私が人にポジションを与えていなかったんだ、と気づき大反省した。
私はとんでもないことを一人の人にしてきてしまった、
という深い反省が出来て初めて、普通の言葉がかけられた」
そしてこうもおっしゃるのです。
「月例会に来るたび、いつも宿題を出されているような気がしていた」
月例会のコミュニケーションの素晴らしさはやはり"体感してみるべきもの"なのでしょう。
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