卒 業。
平成18年5月28日
先月の例会で話題になった交通事故で三叉神経に異常をきたし、2月にお祓いに見えられた娘さん(詳しくは先月の報告に)のその後を東会長が話して下さいました。
三回のお祓いでまだ歩けない、会話も単語程度という状態で「君はもう大丈夫、もう一回診るけどそれは5月に」と、そこまでの経緯は先月にもお話しました。
そして来たんです、つい先日。
見違えるような元気な姿で、自分の足でしっかり歩き、お母さんと二人で電車に乗って東京まで来て、帰りは一人で夜行列車で帰ると言っていた。
就職するんだと張り切っているので、そんなに急がなくってもいいじゃない、十八歳から三年間も動けずにいたのだから、リハビリしながらお友達とお喋りしたり、ゆっくりすれば?って言ったら、そんな勿体無いって。元気になったら家に居るのが退屈でしょうがない様子だった。
食べられなくてあんなにガリガリ痩せていたのに、しっかり肉もついて、もう誰が見てもどこも悪くない。最初お父さんに背負われてきた時には随分人間離れして見えたものだったが、元気になって見るとこの子こんな美人だったんだ、とびっくりした。
僕の中では感触があるんです。
これまでも原因不明の病気やひきこもりや欝の子とか、話をしていて心が繋がる時がある。そこにお祓いの力があいまう。絶対的な信頼関係が出来る。普通あんな痛いもの受けたがりませんよ。拒絶する。ところが良くなる子っていうのは、次はいつ先生の所にいくの?って指折り数えて待っている。
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