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●京・このごろ会通信


                       お陰様!

                                     平成20年11月19日目次に戻る

  先ずはA氏(京・自然会発起人)が口火を切って、11月例会はスタートしました。
 「今年も早いもので霜月になり、残すのは後ひと月です。ご心配をおかけしました私の手、このようになった事をご報告いたします。」と広げた掌は、まるで何事もなかったように綺麗でした。
  我々がグルグル巻きの包帯姿から想像していたのは、ケロイド状に変形し手相もわからなくなった状態でした。ところが驚くではありませんか、全く火傷のあとを感じさせない普通の掌なのです。人差し指の側面に少し赤みが残るものの、「えぇ・・・本当に2ヶ月間も苦しんだ火傷だったんですか?」「なんと・・・綺麗!」と口々に言っていました。

  A氏からは、「先月ご一緒したお医者さんが治療に行くたび、不思議や!不思議や!と連発していてね。人間の掌は皮が厚く他の皮膚よりは治りやすいことは承知していますが・・・これほど綺麗になることは考えられないと言うのですよね。」と自慢げに皆に話をしました。

    A氏は事故の当初に東会長からお酒のお誘いを受け「怪我をしたので、今日は・・・」と告げたら、「わしを誰だと想っているんだ!」と一喝、その後ホテルのバーで3分くらいチョイチョイとお祓いを受けただけだそうです。

  発起人A氏の掌は東会長を通じての大いなる力と、ご自分が自然会で心の修行を重ねた結果だと想いました。

  又息子さんのことも大事には至らず、A氏から「子どもは正直なものです、元気になると病院にも行きません。交通事故なので、通院しないと保険のこともいろいろあるんですがね・・・」と話しながら苦笑いをされていました。
  大変興味深い話しとしては、息子さんが東会長よりお祓い受けている時、黄金色の金粉が体から出てきたそうです。会長の「これで大丈夫!」と言う言葉を息子さんが聴いてからは、素直に「僕はもう大丈夫!」・・・その後、親の言い付けには従わなくなったそうです(笑)。
  会長は、「面白かったよね!金粉が出たときにA氏の嫁女がね、これを集めて売ろうと言ったんだよね。それくらいの明るさが家族にあれば、もう大丈夫ですよ!」と話がありました。

                       安物の同情はいらない

  以前この会に参加したことのある、小学六年生(前に書きました、父と母が今年発展的離婚)の少女が久しぶりに来ていました。大人の集まりにも関わらず、眠い目を擦りながら何かを伝える為にやって来たのです。

  会長からその子に「○○ちゃんの今日このごろを話して」とマイクがわたされました。彼女は話し出しました。自分のことや自分の周りで起こっている出来事を!5分過ぎました、10分経過しました。幼い言葉での話しは、大人のように筋立てではありません。話そうとする思いと、出る言葉にズレが出てしまいます。しゃくり上げる涙には、この子が持った悲しみや辛さが透けて見えていました。

    自然会の大人たちは静かに聞き耳を立てていたのですが、この会に来てまだ日の浅いある人物は待つことが出来なくなってしまいました。可哀想に想ってしまったのでしょう。子どもの間合にあわせられず、話している途中でつい言葉を入れてしまったのです。
 「泣かなくてもいいよ・・・」「もう判ったからね!・・・」「あなたは、悪くないよ・・・」「あのね、おじちゃんは思うのだけど・・・」

  以前にも同じようなことがありました。そんな時には必ず、東会長から声を出す人にカツが飛ぶのです。
 「声をかけてはいけない。黙るんだ!今、おまん達の話は必要ではない!」「静かに聞け!」「この子は今、話をしているんだ」「その声を聞かなければいけない。先ず聞くんだよ、最後まで・・・」とお叱りの声を上げられます。

  今回その人物が反発しました「子どもを泣かしていいのか!・この会は絶対間違っている」

  会長は声を荒げて「泣かせているのではない、泣いているのだ!・その違いがわからないか!そんな者は自然会を去れ!・涙は出させてやらねばならんのだ!・気持ちを吐かせてやらねばならんのだ!・安物の同情からは、何も生まれないことを知りなさい。」

   編集後記 
    会長の話は「物言わざれば、腹ふくるるわざなり」の真髄だと想います。心には淀みを溜めてはいけなく、もし溜まったなら離す(話す)必要があるとの教えと感じました。(Nより)





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