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●―家族のあり方―

                                     平成27年9月5日目次に戻る

 最後から2番目となるこの日の東京月例会は、いつにもまして賑やかな会となりました。
 残り少ない会長とのひと時を、皆で共有したいとの思いで集まられたのです。

 さて、夫婦に親子。人間関係の基本ともなるこの関係が壊れつつあるのがいまの日本です。会長は早くからこのような状況に警鐘を鳴らしてきました。
 なので、さすがに自然会の会員さんは、家族の問題にも真摯に向き合っています。
 この日は、親と子の関係を掘り下げるスピーチが繰り広げられました。妻として、夫として、子として、それぞれの立場から見た一つの家族の肖像が浮かび上がってきます。
 なかでも、父を想う娘さんの涙ながらのスピーチには、琴線に触れたものがあったのか、涙を誘われた会員さんも続出。他人事とは思えなかったのでしょう。
 カウントダウンが迫っているためか、会員さんもハイテンションになっていました。

 会長「要するに、人間に完成品はいないの。いくら親に理想像を求めても、実際は大したことないというのが人間なんです。オイラなんか息子に軽蔑されたら生きていけない。金を持っていようがいまいが、息子に軽蔑されたら人間終わりっていうのがオイラの信念。分かるかなあ。パパのように生きたいと思われて、初めて安心して親はあの世に行けるんですよ。
 夫婦もそう。人間って、安心を求めるんだよ。でも、いくら金持ちと結婚しても明日のことはわからない。今日は金持ちでも、明日は貧乏のどん底に陥るかもしれない。そうなると金の切れ目が縁の切れ目になる。だから尊敬される人間になることが大切。
 尊敬されるかどうかは、どのような生き様を見せられるかにかかっている。人を裏切らない。人を愛す。それに誰か文句言えますか? 人の為に何かやる。誰か恨みますか? 本人は損するかもしれないけど。
 だけど、そんな男と結婚すると貧乏するぞ(笑)。その代わり心は良く変えてもらえる。物理では人は変えられない。こんまい人間に惚れるな。大きか人間に惚れにゃ」

 よく飲みよく食べて、涙あり、笑いありの感動的な会でした。
 といったところで、次はいよいよ最後の東京例会です。




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