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●東京月例会報告レポート


                         平和って何だ?

                                  平成22年11月14日  目次に戻る

 今回の例会は、ほぼ毎回静岡から参加して下さる方のこんなスピーチから。この日はお仕事の都合でいつもより早く帰らなければならないとか。
 「部屋に入ったらすぐにほっとして楽になった。来て良かった。一ヵ月ぶりなんだけど、家族に会うようなあったかい感覚。(来た時に映されていた普賢復興支援コンサートの)ビデオをみて気付くことが多かった。その中に、人はコミュニケーションによって磨かれるという言葉があったけど、ここに来て酒を飲んで、語りあうことで気付きをいつも貰っている。会長が作詞した"ふるさと"の歌にも熱くなった。この位の時間からいい話が始まるんですよね、残念。来月はもう少し居れるようにしたいです」

 会長「アンテナかな、人間のアンテナってのは、自分を頑なに持っていたり、一日の中で切羽詰ったものがあった時は無いな。自分の中にせせこましいものがある時は来れませんよ、ここに。だって他愛のない話してるんだもん。本当に自分がゼロに近い状態の時、なんでもない詩がものすごく良く聞こえたりする、感受性、それが100%ひらいた時が一番素晴らしい状態じゃないかな。100歳でも出来ない人は出来ない。年じゃなくて利害も何も関係ない人が集まっている時はそれが生まれやすいよね、しがらみがない分だけ。そういう条件だなと思う、この会は。

  どうせ下らない話してるんだから、と思ってもなんだか足が向いちゃう。頭じゃないんだろうね。どの月も欠席していい。久しぶりに来るといい発見をする。義務的に来る必要もない。誰も立派なことは言わないし。
  アホばっかり集まっているから、ほっとする、癒しの空間なんだ。2時間居ようが5時間居ようが、あんまり関係ない。1時間で帰ろうが、何を悩んでいたのか、分らなくなればいい。アホらしくなる、何を悩んでいたのか、そうなって欲しいね」

  さてお酒で舌が滑らかになった?会長、この後も色々語って下さいました。
 「少し前にヒットした歌、宗教の反発買わないかなって思ったのは、♪〜私のお墓の前で泣かないで下さい〜♪ あれはモロ言い当ててます。私は墓には入っていませんよ、って歌詞。いるわけないじゃん、来世に向かっているのに。皆どこかに自分の不安があって魂が彷徨うと思っている。これが根本的に違う。魂は彷徨わない。続きをずーっと生きているんです。ただ不安なだけ。占い師も含めて宗教もあまり変らない、慰めだよ。人間は弱いって言う人はいっぱいいるけど、実は違う。人はものすごく逞しいもんだと思う。本当に必要なのは家族。これが最高の宗教。
  日本全国いろんな地域の風習とかも含めて、信心深く、家内安全とか拝んだり祈ったり、一つの依存心。そういうところにだって親殺し子殺しはある。だったらもっと大事なのは本当の親子のコミュニケーション、これが欲しいね。
  今、高度成長はしたけど、子供が親を尊敬できない。あなたを尊敬してくれてますか、尊敬はしてないけど愛してますとか、一つあればいい。軽蔑されたら最低だろ。

  誰かが肚がたつ事を言うとすぐ、こいつ殺したろかってなる、それが人間。だったら自衛隊のように国を守るものが必要だよな。でも私が言っているのは、それを越せよって言ってる。ムカついたから殺すじゃない。越さなきゃダメなんだよ。越す力は何か、愛だな。勝った負けたじゃない。けどこれは曖昧。どの愛なんだ、家族に対する愛なのか、国に対する愛なのか。一体誰が出来るのか。
  それをやる人が救世主。あと五年、その中で探つけて育てたい。育てなければ。

  地球ですよ、どうすんのって話。コンマイ(細かい)話は要らない。そういう本しか書いてない、僕を知ってくれって本なんて一冊も書いてない。どこまでいっても土台。土台で生きていかなきゃいけないんですよ。みんなが平和になることは有り得ません。平和な家庭もあれば、隣の家では親が子を殺す。何が平和なのか、どうすんの。まず自分が清らかにしないと。まず自分から始まらなきゃ。浮気したらダメだっていうのに、自分の事も出来ていないのに、平和だの何だの、ダメだな、そういう論議。
  人間は一家をもつ、大黒柱になる、お金の問題じゃなく、亭主にも子供にもパパ素的って、言ってもらえなけりゃ。一生本当に好きだと思う人と一緒になった。裏切ったことは一回もありません。嘘を付いたこともありません。この人の為なら死ねるっていうのがウチのカミさんなのよ、ありえない、浮気。この人の為に生きて来た、苦痛か? 最高に幸せでしょ、一生懸命尽してくれる、こんな素晴らしいことはないと思う。グータラなことを言ってる奴を怒るのはそれなんですよ、女房を放ったらかして許せない。一生もんだもん、カミさんってのは」





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